阿哈馬江（Ahmadjan）のホームページ　　 『 日本の親王 ・ 諸王 』 より 　 臣 籍 降 下 ・ 賜 姓 表 自延暦元年 至延暦二十五年 フレームなし フレームあり 本頁末尾へ 前頁 「 臣 籍 降 下 ・ 賜 姓 表　自天平寶字元年 至天應二年 」へ 臣籍降下・賜姓日時 臣籍降下・賜姓者 官位・出自等 氏 姓 備考 典據 延暦二年（七八三）九月二日 ［槻村］ ［井上］ ［大岡］ ［大魚］ ［動�~］ 近江國の「除王姓從百姓戸五烟」の戸主。 山村王の孫。 用明天皇の七世歟。 『皇親籍』に山村王の名が無いとして、眞人の姓を與えられず。 ※ 『皇親籍』即ち『皇親名籍』には五世王以下は不載。よって、山村王は五世王と推測される。 ※ 安田政彦「桓武朝の皇親賜姓」（安田政彦『平安時代皇親の研究』所收）では、山村王は王を冒稱したものとされる。 『續日本紀』延暦二年九月丙子 延暦六年（七八七）二月五日 諸勝 光仁天皇の男子 廣根朝臣 「是光仁天皇龍潜之時、女嬬從五位下縣犬養宿禰勇耳侍御而所生也」 『續日本紀』延暦六年二月庚申 『新撰姓氏録』左京皇別上「廣根朝臣」 延暦六年（七八七）二月五日 岡成 桓武天皇の男子 長岡朝臣 「是皇統彌照天皇（謚桓武）之御東宮也、多治比眞人豐繼爲女嬬而供奉所生也」 當初は「貫於右京」 弘仁六年（八一五）六月十九日、貫附左京。 『續日本紀』延暦六年二月庚申 『新撰姓氏録』左京皇別上「長岡朝臣」 『日本後紀』弘仁六年六月戊午 延暦十年（七九一）七月二十日 藤津王 □□王 □□王 □□王 □□女王 □□女王 □□女王 □□女王 正月王の男女 登美眞人 正月王の上表稿に「源流已遠、屬籍將盡」とある。登美眞人は、用明天皇の男子 來目王の後裔。おそらく、五世王の嫡子以上が二世女王を娶って生んだ男女として皇籍にあったのであろう。 『續日本紀』延暦十年七月己卯 『新撰姓氏録』左京皇別「登美眞人」 延暦十年（七九一）正月二十二日から延暦十六年（七九七）正月七日までの間 岡田王 　 蜷淵眞人 蜷淵眞人は、用明天皇の男子 殖栗王の後裔。 『續日本紀』延暦十年正月癸未 『日本後紀』延暦十六年正月甲午 『新撰姓氏録』左京皇別「蜷淵眞人」 延暦十一年（七九二）七月三日 �C直 本野王の親父 天智天皇の後裔 淡海眞人 　 『日本三代實録』元慶四年八月十四日乙未 延暦十七年（七九八）十二月二十四日 友上王 　 �C原眞人 舍人親王裔に對する賜姓�C原眞人の初例。 �C原眞人長谷と同時に賜姓されたと考えられる。よって、友上王と�C原眞人長谷とは近親（兄弟または同一人）であろう。 『日本後紀』延暦廿三年六月甲子 延暦十七年（七九八）［十二月二十四日歟］ （�C原眞人長谷） 舍人親王の三世孫。 御原王の孫。 石浦王の二男 �C原眞人 友上王と同時に賜姓されたと考えられる。あるいは、友上王が賜姓の後、�C原眞人長谷と改名した可能性もあるか。 『公卿補任』天長八年 延暦十年（七九一）三月二十一日から延暦十八年（七九九）二月六日までの間 乙平王 （乙枚王） （三世王と推定される） 三原朝臣 ※『新撰姓氏録』編纂者の一人である三原朝臣弟平 三原朝臣は、天武天皇の男子 新田部王の後裔。 『日本後紀』延暦廿三年六月甲子 『新撰姓氏録』左京皇別上「三原朝臣」 延暦十八年（七九九）三月十日 野王 / 上野王？ 正六位上 瀧�C【�C瀧？】朝臣 ※『日本後紀』本文に脱落があるか。 『日本後紀』延暦十八年三月甲寅 延暦二十一年（八〇二）十二月二十七日 安世 桓武天皇の男子 良岑朝臣 （良峯朝臣） 「是皇統彌照天皇（謚桓武）御宇也、從七位下百濟宿禰之繼爲女嬬而供奉所生也」 當初は「貫於右京」 弘仁六年（八一五）六月十九日、貫附左京。 『新撰姓氏録』左京皇別上「良岑朝臣」 『公卿補任』弘仁七年 『日本後紀』弘仁六年六月戊午 延暦二十三年（八〇四）六月二十一日 繁野王 内舍人 小倉王の男子。 山河王 内舍人 小倉王の兄 別王【＝和氣王】の孫。 �C原眞人 同日、繁野王は�C原眞人夏野と改名。 『日本後紀』延暦廿三年六月甲子 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 多王 登美王 他十五人 左京人 三園眞人 三園眞人は、天武天皇の男 磯城親王の後裔。 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 『新撰姓氏録』左京皇別「三園眞人」 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 吉並王 □並王 他十五人 ［左京人］ 近江眞人 淡海眞人に同じか。 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 駿河王 廣�u王 他十四人 ［左京人］ �C海眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 池原王 嶋原王 ［左京人］ 志賀眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 貞原王 眞貞王 ［左京人］ 淨額眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 坂野王 石野王 他十四人 ［左京人］ �C岳眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 篠井王 坂合王 他三人 ［左京人］ 淨原眞人 �C原眞人に同じか。 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 十二月王 小十二月王 他一人 ［左京人］ 室原眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 永世王 末成王 末繼王 ［左京人］ 春原眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 田邊王 高槻王 ［左京人］ 美海眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 船木王 ［左京人］ 長井眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 岡山女王 廣岡女王 他二人 ［左京人］ 岡原眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 廣永王 �u永王 廣龍［王］ 他一人 左京人 豐岑眞人 (豐峯眞人) 承和十四年（八四七）閏三月十五日、豐峯眞人廣龍は、文室朝臣を賜姓される。　 「贈淨廣壹高市親王之孫岡屋王娶大納言從二位文室淨三眞人女、生正六位上次田王。男河上王娶從五位下文室眞人正嗣女、生廣龍。須尋因生之義同賜文室姓。而况【兄】廣永等不認祖宗、以去延暦廿四年賜豊峯眞人姓。」 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 『續日本後記』承和十四年閏三月庚辰 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 田村王 小田村王 金江王 眞殿王 河原王 他三人 ［左京人］ 長谷眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）二月十五日 八上王 八嶋王 ［左京人］ 山科眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯 延暦二十四年（八〇五）九月八日 永嗣王 等 左京人 河上眞人 　 『日本後紀』延暦廿四年九月癸酉 延暦二十五年（八〇六）五月十六日 五百枝王 從四位上 春原朝臣 春原朝臣は、天智天皇の男 河島王の後裔。 『日本後紀』大同元年五月己卯 『新撰姓氏録』左京皇別上「春原朝臣」 次頁 「 臣籍降下 ・ 賜姓表 自大同元年 至天長十一年 」へ 本頁冒頭へ 「 臣 籍 降 下 表 」 冒 頭 へ 『 日本の親王 ・ 諸王 』 の目次へ 更新日時 ：　2022.01.20. 公開日時 ：　2000.10.13.

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