高槻王 / 美海高槻


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
　　高 [高槻]

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□ 高槻王　タカツキ
　
　のち美海眞人[高槻]
　
【出自】
　左京人。
　系譜未詳。
　
【經歴】
高槻王
● 七八四年（延暦三年）以降の誕生である可能性が高い。
※ 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯には有位者とされていない。延暦十五年（七九六）十二月九日より、滿二十一歳で自動的に四世王、五世王、嫡子の六世王は正六位上となり、庶子の六世王は正六位下となったので、延暦二十四年（八〇五）二月十五日に有位者でなかったとすれば、その時點において未だ滿二十一歳に達していなかったと考えられる。
*美海眞人高槻
● 延暦二十四年（八〇五）二月十五日、美海眞人を賜姓される。
◎ 『日本後紀』延暦廿四年二月乙卯
左京人 ･････ 田邊王、高槻王[賜姓]美海眞人。
※ 『日本後紀・續日本後紀・日本文德天皇實録索引』六〇頁上には、「美海」に「よしみ」と振假名がある。
　
【備考】
● 『百家系圖稿』巻十「天智天皇御流」と『皇胤志』は壹志濃王（田原天皇（志貴親王）の男子 湯原親王の男子）の子と作す。

　
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更新日時：2022.01.27.
公開日時：2006.03.14.
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