乙平王 / 三原弟平
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『續日本紀』延暦十年正月戊辰 | |
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『新撰姓氏録』左京皇別上「三原朝臣」
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澤田浩「『薬師寺縁起』所引天武系皇親系図について」、六六頁
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乙枚王/乙平王/弟平王 | ||||||||
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延暦十年(七九一)正月七日、無位より從五位下に敍される。
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延暦十年(七九一)三月二十一日、造酒正に任じられる。
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三原朝臣弟平 | ||||||||
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延暦十年(七九一)三月二十一日から延暦十八年(七九九)二月六日までの間に、三原朝臣を賜姓される。
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延暦十八年(七九九)二月六日、内藏助に任じられる。
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從五位下より從五位上に敍される。 | |||||||
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弘仁四年(八一三)二月十三日、尾張守に任じられる。
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弘仁六年(八一五)七月二十日、『新撰姓氏録』が完成。その上表に「従五位上行尾張守」と見える。
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三原朝臣春上 弟平王の一男。參議正四位下。
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佐伯有清は、三原朝臣弟平の一男である春上の閲歴によって「だいたい弟平の生存年代が推定できる」として、次のように論じる。
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佐伯有清『新撰姓氏録の研究』研究篇(吉川弘文館)「新撰姓氏録の撰者」 六四〜六五頁。同七〇頁下、注(12)。 |
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佐伯有清『新撰姓氏録の研究』考證篇 第一(吉川弘文館、昭和五十六年(一九八一)十二月第一刷) 一二〇頁。同二九七〜二九八頁 |
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澤田浩「『薬師寺縁起』所引天武系皇親系図について」(『国史学』第一四二号、一九九〇年十一月) 六三〜六六頁「三 系譜記事の検討/(6)新田部親王の子」、同八六頁上下 注(34) |
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