阿哈馬江（Ahmadjan）のホームページ　　 『 日本の親王 ・ 諸王 』 世　襲　宮　家 より 本頁末尾へ 　伏　見　殿　（ 伏 見 宮 ）　歴 代 一 覽 崇光院からの 代　數 歴　名 出　自 相續または親王宣下 任　官 隱居・落飾・薨卒年月日 備考 一 興仁 　 崇光院 光嚴院の一男 正平六年（一三五一）十二月二十八日、太上天皇尊號宣下。 延文二年（一三五七）二月、河内國金剛寺より伏見殿に移る。 明徳三年（一三九二）十一月三十日、伏見殿において出家。法諱「勝圓心」 應永五年（一三九八）正月十三日、伏見殿において崩御。 二 榮仁親王 よしひと 崇光院の一男 貞治七年（一三六八 　 應永五年（一三九八）五月二十六日、出家。 法諱「道智」 應永二十三年（一四一六）十一月二十日、薨逝。 「大通院」 「伏見宮」初代 三 治仁王 榮仁親王の一男 應永二十四年（一四一七）二月四日、相續 　 應永二十四年（一四一七）二月十二日、卒。 「葆光院」 　 四 貞成 さだふさ 後崇光院 榮仁親王の二男 治仁王の猶子 後小松院の猶子 應永二十四年（一四一七）三月十六日、相續内諾。 應永三十二年（一四二五）四月十六日、親王宣下 　 應永三十二年（一四二五）七月五日、出家。法諱「道欽」 文安四年（一四四七）十一月二十七日、太上天皇尊號宣下。「後崇光院」 康正二年（一四五六）八月二十九日、崩御。 五 貞常親王 入道貞成親王の二男 後花園院の猶子 文安二年（一四四五）六月二十七日、親王宣下 文安三年（一四四六）三月二十日、式部卿 文明六年（一四七四）七月三日、薨逝。 「後大通院」 　 六 邦高親王 貞常親王の男子 後土御門院の猶子 文明六年（一四七四）六月十九日、親王宣下 文明七年（一四七五）九月十七日、式部卿 永正十三年（一五一六）六月、出家。 享祿五年（一五三二）三月十九日、薨逝。 「安養院」 もと邦康親王とするは誤り。 七 貞敦親王 邦高親王の男子 勝仁親王（のちの後柏原院）の猶子 永正元年（一五〇四）二月三十日、親王宣下 永正四年（一五〇七）二月四日、中務卿 天文十四年（一五四五）四月二十七日、出家。 元龜三年（一五七二）七月二十五日、薨逝。 「妙荘嚴院」 　 八 邦輔親王 貞敦親王の男子 後奈良院の猶子 天文元年（一五三二）七月二十九日、親王宣下 天文二年（一五三三）十二月九日、式部卿 永祿六年（一五六三）三月二十六日、薨逝。 「後安養院」 　 九 貞康親王 邦輔親王の男子 正親町院の猶子 永祿六年（一五六三）十二月二十一日、親王宣下 永祿九年（一五六六）四月二十九日、式部卿 永祿十一年（一五六八）三月二十六日、家督を邦房に讓る。 永祿十一年（一五六八）四月十五日、薨逝。 「後葆光院」 　 十 邦房親王 もと 邦良親王 貞康親王の男子 （一説に邦輔親王の男子とされるが實系ではない） 正親町院の猶子 永祿十一年（一五六八）三月二十六日、家督相續。 天正三年（一五七五）二月二十一日、親王宣下 天正七年（一五七九）正月十三日迄に任中務卿 慶長十八年（一六一三）正月七日迄に隱居。 元和七年（一六二一）十二月二十五日、薨逝。 「桂昌院」 　 十一 貞�C親王 邦房親王の男子 後陽成院の猶子 慶長十年（一六〇五）十一月二十九日、親王宣下 慶長十六年（一六一一）正月十八日、兵部卿 承應三年（一六五四）七月四日、薨逝。 「後妙荘嚴院」 　 　 邦尚親王 くになり 貞�C親王の男子 後水尾院の猶子 寛永三年（一六二六）十月十二日、親王宣下 　 承應二年（一六五三）十一月二十九日、薨逝。 「乾徳院」 伏見宮系譜では「第十一世」とする。 十二 邦道親王 貞�C親王の末男 後水尾院の猶子 慶安二年（一六四九）十一月十六日、親王宣下 慶安四年（一六五一）十一月十三日、太宰帥 承應三年（一六五四）七月二十一日、薨逝。 「後桂昌院」 　 十三 貞致親王 邦道親王の「舍兄」 後水尾院の猶子 萬治三年（一六六〇）七月十七日、親王宣下 萬治三年（一六六〇）七月二十七日、彈正尹 寛文七年（一六六七）二月十八日、式部卿 元祿七年（一六九四）五月十八日、薨逝。 「圓實照院」 ← もと、鍛冶「西陣埋忠」の弟子「長九郎」。丹波國□□【安藤カ】の養子。 一説に、邦尚親王の男子。 十四 邦永親王 貞致親王の一男 靈元院の猶子 元祿七年（一六九四）六月三日、相續。 元祿八年（一六九五）十二月十四日、親王宣下 元祿八年（一六九五）十二月二十三日、中務卿 享保十一年（一七二六）十月二十一日、薨逝。 「得解脱院」 　 十五 貞建親王 邦永親王の[一]男 東山院の猶子 寶永六年（一七〇九）五月二十一日、親王宣下 正徳五年（一七一五）十月二日、兵部卿 寶暦四年（一七五四）七月二十一日、薨逝。 「後乾徳院」 　 十六 邦忠親王 貞建親王の一男 櫻町院の猶子 寛保三年（一七四三）十月二十五日、親王宣下 寛保三年（一七四三）十一月二十七日、上野太守 寶暦五年（一七五五）三月七日、兵部卿 寶暦九年（一七五九）六月二日、薨逝。 「圓定明院」 　 十七 「二宮」 貞行親王 さだもち　　 桃園院の二男 寶暦十年（一七六〇）六月十八日、相續。 寶暦十三年（一七六三）十月四日、親王宣下 　 明和九年（一七七二）六月二十日、薨逝。 「眞淨明院」 　 十八 邦�ｮ親王 貞建親王の二男 櫻町院の猶子 安永三年（一七七四）十二月十五日、還俗・相續。 安永三年（一七七四）十二月二十六日、親王宣下 安永四年（一七七五）二月二十九日、兵部卿 享和二年（一八〇二）九月八日、薨逝。 「究竟覺院」 ← もと徳明親王、寛寶親王［勸修寺門跡］ 十九 貞敬親王 さだよし 邦�ｮ親王の一男 後桃園院の猶子 寛政九年（一七九七）八月五日、親王宣下 寛政九年（一七九七）八月二十四日、上野太守 享和四年（一八〇四）正月二十七日、兵部卿 天保十二年（一八四一）正月二十一日、薨逝。 「勝光明院」 　 二十 邦家親王 くにいへ 貞敬親王の一男 光格天皇の猶子 文化十四年（一八一七）二月十四日、親王宣下 文化十四年（一八一七）二月二十六日、上野太守 天保十三年（一八四二）八月二十七日、出家・隱居。 → 法諱「禪樂」。稱「伏見入道宮」。のち還俗、伏見宮を再相續。 二十一 「睦宮」 よりのみや 貞�ﾍ親王 邦家親王の［六］男 仁孝天皇の猶子 天保十年（一八四二）八月二十七日、相續。 嘉永元年（一八四八）三月二十三日、親王宣下。 嘉永元年（一八四八）四月二十八日、兵部卿 文久二年（一八六二）十月二十五日、薨逝。 「眞實相院」 　 二十二 「敦宮」 たつのみや 邦家親王の[十四]男 貞教親王の實子 文久二年（一八六二）十一月二十八日相續 　 文久四年（一八六四）二月十一日、父邦家親王に伏見宮家督を返す。 ← もと妙法院門跡、孝明天皇の養子 → 稱「伏見敦宮」。のちの貞愛親王。伏見宮を再相續する。 二十三 邦家親王 くにいへ 貞敬親王の一男 光格天皇の猶子 文久四年（一八六四）二月七日、還俗。 文久四年（一八六四）二月十一日、再相續 元治元年（一八六四）三月十七日、式部卿 明治五年（一八七二）四月十日、隱居 明治五年（一八七二）八月五日、薨逝。 ← もと伏見入道宮禪樂親王 代　數 歴　名 出　自 親王宣下または爲繼嗣 相　續 廢繼嗣・皇籍離脱・薨逝年月日 備　考 二十四 貞愛親王 さだなる 邦家親王の［十四］男 明治四年（一八七一）三月二日、親王宣下 明治五年（一八七二）四月十日、再相續 大正十二年（一九二三）二月四日、薨逝。 もと「敦宮」 繼嗣 邦芳王 くにか 貞愛親王の二男 　 　 明治三十七年（一九〇四）一月十六日、病のため廢繼嗣。 昭和八年（一九三三）六月一日、薨逝。 　 二十五 博恭王 ひろやす 貞愛親王の一男 明治三十七年（一九〇四）一月十六日、華頂宮より復歸、伏見宮繼嗣となる。 大正十二年（一九二三）二月四日相續 昭和二十一年（一九四六）八月十六日、薨逝。 　 繼嗣 博義王 ひろよし 博恭王の一男 　 　 昭和十三年（一九三八）十月十九日薨逝 　 二十六 博明王 ひろあき 博義王の一男 　 昭和二十一年（一九四六）八月十六日相續 昭和二十二年（一九四七）十月十四日、皇族身分より離脱。 　　 伏 見 宮 總 説へ 本頁冒頭へ 世　襲　宮　家　目　次 へ 世 襲 宮 家 總 説 へ 『 日本の親王 ・ 諸王 』 の目次へ 更新日時 ：　2009.01.08. 公開日時 ：　1999.11.08.

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