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一五九五（文祿四年）生。
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『忠利宿禰記』承應三年七月六日條より逆算。『慶長日件録』慶長五年正月六日條とも合致。
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『伏見宮系譜』には「慶長二丁酉年 月 日誕生」とある。
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慶長四年（一五九九）十二月二十一日、後陽成院［當今］の猶子となる。參内。五歳。
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『御ゆとのゝ上の日記』慶長四年十二月廿一日
ゆきふる。ふしみ【伏見】殿若宮の御かた【のちの貞淸親王】を御ゆうし【猶子】になしまいらせられ、御たる五色五か【荷】まいる。くるまよせよりなる。あなたの上らふ【上﨟】なしまいらせらるゝ。御こし源少しやうよせらるゝ。長はしにてまづ御くつろぎあり。長はしにてもこん二こんまいる。御所へなる。御さか月【盃】三こんまいる。三こんめに御てんしやく【天酌】にてまいらるゝ。
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慶長五年正月六日、淸原秀賢［舟橋］を讀書の師とする。
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『慶長日件録』慶長五年正月六日
･････ 次參伏見殿【邦房親王】。若宮【貞貞】當年御六歳。御對面。可候御讀書之契約也。
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慶長十年（一六〇五）十一月二十九日、親王宣下。
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『伏見宮記録文書』三十「伏見宮御代々御元服次第之寫」
兵部卿宮親王宣下記。御名字式部大輔菅原朝臣盛長。切也。･････
上卿花山院大納言
勅別當同人
奉行職事頭辨光廣朝臣
參陣辨右少辨宣光
家司（官務持參）馬代（三百疋）被下。
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『言經卿記』慶長十年十一月廿七日丁酉
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『言經卿記』慶長十年十一月廿九日己亥
天晴。伏見殿若宮御方親王宣下也。貞淸云々。花山院大納言上卿、奉行職事烏丸頭辨光廣朝臣也。當今【後陽成院】御猶子也云々。傳聞了。
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伏見宮本『伏見宮家代々親王宣下元服類聚』五
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『慶長日件録』慶長十年十一月廿六日
入夜、大外記【中原師生】來談云。來廿九日伏見殿【貞淸】親王宣下云々。
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『稿本後陽成天皇實録』 四五六～四五七頁
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慶長十年（一六〇五）十二月廿四日、元服。
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慶長十六年（一六一一）正月十八日、兵部卿に任じられる。
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慶長十六年（一六一一）正月十九日、二品に敍される。
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慶長十八年（一六一三）正月七日迄に伏見宮家を相續。
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『言緒卿記』慶長十八年正月七日丙寅
･････ 申刻ニ伏見殿（貞淸）參 内。･････
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承應三年（一六五四）七月四日、薨逝。六十歳。
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『忠利宿禰記』承應三年七月六日
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『公卿補任』承應三年七月四日
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