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『 日本の親王 ・ 諸王 』 より
　
伊　勢　使　王　表
自和銅元年 至弘仁十五年
奉幣日時 奉幣の種別 使　王 官　位
本　名		 備考 典據
和銅元年（七〇八）十月二日臨時 犬上王宮内卿正四位下「以告營平城宮之状也」『續日本紀』和銅元年十月庚寅
『類聚國史』卷三「伊勢太神」和銅元年十月庚寅
養老五年（七二一）九月十一日[例幣] 　　※「并以皇太子女井上王爲齋内親王」『續日本紀』養老五年九月乙卯
『類聚國史』卷三「伊勢太神」養老五年九月乙卯
『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」養老五年九月乙卯
天平十年（七三八）五月二十四日(公卿勅使)［右大臣正三位 橘宿禰諸兄 等］神寶使『續日本紀』天平十年五月辛卯
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平十年五月辛卯
天平十二年（七四〇）九月十一日[例幣] 三原王治部卿從四位上　『續日本紀』天平十二年九月乙未
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平十二年九月乙未
天平十二年（七四〇）十一月三日臨時 大井王少納言從五位下藤原朝臣廣嗣の亂により聖武天皇が戰塵を避けて到っていた伊勢國壹志郡河口の頓宮（關宮）より發遣。車駕停御關宮十箇日『續日本紀』天平十二年十一月丙戌
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平十二年十一月丙戌
天平十三年（七四一）正月十一日臨時　　「遣使於伊勢太神宮及七道諸社、以告遷新京【恭仁京】之状也」『續日本紀』天平十三年正月癸巳
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平十三年正月癸巳
天平十七年（七四五）六月四日　［左衛士督從四位下 佐伯宿禰淨麻呂］　『續日本紀』天平十七年六月庚寅
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平十七年六月庚寅
天平二十一年（七四九）四月五日(公卿勅使)［民部卿正四位上 紀朝臣麻路 等］　『續日本紀』天平勝寶元年四月戊戌
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平廿一年四月戊戌
天平勝寶三年（七五一）四月四日(公卿勅使)［參議左大【中】辨從四位上 石川朝臣年足 等］「爲令遣唐使等平安也」『續日本紀』天平勝寶三年四月丙申
天平勝寶七歳（七五五）十一月二日臨時 厚見王少納言從五位下(聖武太上天皇不豫)『續日本紀』天平勝寶七歳十一月丁巳
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平勝寶七歳十一月丁巳
天平勝寶八歳（七五六）四月二十二日臨時　　　『續日本紀』天平勝寶八歳四月乙巳
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平勝寶八歳四月乙巳
天平勝寶八歳（七五六）五月二日　［左大辨正四位下 大伴宿禰古麻呂 等］　『續日本紀』天平勝寶八歳五月乙卯
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平勝寶八歳五月乙卯
天平寶字二年（七五八）八月十九日臨時 池田王攝津大夫從三位告齋王事
※『伊勢公卿勅使部類』にあり。		『續日本紀』天平寶字二年八月戊午
『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」天平寶字二年八月戊午
天平寶字二年（七五八）八月十九日即位由奉幣 河内王左大舍人頭從五位下淡路廢帝（のちの淳仁天皇）即位由『續日本紀』天平寶字二年八月戊午
天平寶字三年（七五九）十月十五日(公卿勅使)［武部卿從三位 巨勢朝臣〓麻呂 等］　『續日本紀』天平寶字三年十月戊申
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平寶字三年十月戊申
天平寶字六年（七六二）十一月三日(公卿勅使)［御史大夫正三位 文室眞人淨三 等］（奉告征新羅）『續日本紀』天平寶字六年十一月丁丑
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平寶字六年十一月丁丑
天平寶字八年（七六四）九月十三日例幣 荻田王
（萩田王）		正親正從五位下（惠美押勝の亂の平定を祈願）『續日本紀』天平寶字八年九月丁未
『類聚國史』卷三「伊勢太神」天平寶字八年九月丁未
神護景雲三年（七六九）二月十六日臨時 掃守王大炊頭從五位下奉神服『續日本紀』神護景雲三年二月乙卯
『類聚國史』卷三「伊勢太神」神護景雲三年二月乙卯
神護景雲四年（七七〇）八月一日(公卿勅使)［參議 藤原朝臣繼繩 等］「奉幣帛及赤毛馬二匹」『續日本紀』寶龜元年八月庚寅朔
『類聚國史』卷三「伊勢太神」神護景雲四年八月庚寅朔<
寶龜六年（七七五）十月二十五日臨時　　　『續日本紀』寶龜六年十月乙酉
『類聚國史』卷三「伊勢太神」寶龜六年十月乙酉
寶龜九年（七七八）三月二十七日臨時　　（皇太子（山部親王）の病氣の平癒を祈願）『續日本紀』寶龜九年三月癸酉
天應元年（七八一）四月十一日即位由奉幣　　桓武天皇即位由『續日本紀』天應元年四月己亥
延暦四年（七八五）九月七日　　　齋宮（朝原内親王）群行『續日本紀』延暦四年九月己亥
延暦八年（七八九）三月十日　　　告征蝦夷之由『續日本紀』延暦八年三月壬子
『類聚國史』卷三「伊勢太神」延暦八年三月壬子
延暦九年（七九〇）九月十一日例幣　　　『續日本紀』延暦九月甲戌
『類聚國史』卷三「伊勢太神」延暦九年九月甲戌
延暦十年（七九一）八月十四日(公卿勅使)［參議正四位上兼行左大辨左近衛中將東宮大夫大和守 紀朝臣古佐美 等］
※ 使王は參向せず。		「以謝神宮被焚焉」『續日本紀』延暦十年八月壬寅
『類聚國史』卷三「伊勢太神」延暦十年八月壬寅
『太神宮諸雜事記』延暦十年八月五日
延暦十二年（七九三）三月十日臨時 壹志濃王參議［治部卿］從三位「告以遷都之由」
※『伊勢公卿勅使部類』にあり。		『日本紀略』延暦十二年三月戊子
延暦十三年（七九四）三月十八日臨時 石淵王大監物從五位上　『類聚國史』卷三「伊勢太神」延暦十三年三月辛卯
『日本紀略』延暦十三年三月辛卯
延暦十五年（七九六）二月二十五日臨時　　「以齋内親王退也」『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」延暦十五年二月丁丑
『日本紀略』延暦十五年二月丁丑
延暦十八年（七九九）八月二十五日臨時　　「以齋内親王【布勢内親王】將入齋宮也」『日本後紀』延暦十八年八月丙申
『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」延暦十八年八月丙申
延暦十八年（七九九）九月三日臨時 中臣王侍從從四位下齋宮（布施内親王）群行。齋宮監送『日本後紀』延暦十八年九月甲辰
『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」延暦十八年八月丙申
延暦二十五年（八〇六）四月十五日奉迎前齋宮使 佐伯王右兵庫頭從五位下「迎齋内親王於伊勢國」『日本後紀』大同元年四月戊申
『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」大同元年四月戊申
延暦二十五年（八〇六）四月十六日臨時　　「以齋内親王歸京也」『日本後紀』大同元年四月己酉
『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」大同元年四月己酉
『日本紀略』大同元年四月己酉
大同元年（八〇六）十一月二十日　［近衛權中將從四位下 藤原朝臣眞夏 等］「告以易齋内親王事也」『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」大同元年十一月己酉
大同二年（八〇七）八月八日神寶使　　※ 豐受宮遷宮神寶使か
「遣使奉神寶并唐國信物於伊勢大神宮。」		『類聚國史』卷三「伊勢太神」大同二年八月癸亥
『日本紀略』大同二年八月癸亥
大同三年（八〇八）九月四日　　　齋宮（大原内親王）群行『日本後紀』大同三年九月癸未
『日本紀略』大同三年九月癸未
大同三年（八〇八）十一月十四日大嘗會由奉幣　　平城天皇大嘗會の當日に發遣。
※ 大嘗會由奉幣の初例とされる。		『類聚國史』卷八「大嘗會」大同三年十一月辛卯
『日本後紀』大同三年十一月辛卯
『日本紀略』大同三年十一月辛卯
大同四年（八〇九）五月一日即位大奉幣　　嵯峨天皇即位大奉幣
「是日遣使奉幣諸國天神地祇。爲即位也。」		『日本紀略』大同四年五月丙午朔
大同五年（八一〇）四月十九日　　　「告定齋内親王之状也」『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」大同五年四月戊子
『日本紀略』弘仁元年四月戊子
大同五年（八一〇）七月三十日　［右大辨從四位上 藤原朝臣藤嗣］「以聖躬不豫也」『日本紀略』弘仁元年七月戊辰
弘仁二年（八一一）六月三日臨時　　　『日本後紀』弘仁二年六月乙丑
『類聚國史』卷三「伊勢太神」弘仁二年六月乙丑
『日本紀略』弘仁二年六月乙丑
弘仁三年（八一二）七月二日臨時　　「爲救疫旱也」『日本後紀』弘仁三年七月戊午
『日本紀略』弘仁三年七月戊午
弘仁四年（八一三）九月二十九日臨時 節職王
トキモト		散位從五位下　『太神宮諸雜事記』弘仁四年九月十六日
弘仁六年（八一五）八月三日臨時　　「遣使奉幣於伊勢大神宮并賀茂大神。以霜雨不晴也。」『日本後紀』弘仁六年八月辛丑
『日本紀略』弘仁六年八月辛丑
弘仁七年（八一六）八月二日臨時　　　『類聚國史』卷三「伊勢太神」弘仁七年八月乙未
『日本紀略』弘仁七年八月乙未
弘仁七年（八一六）九月六日臨時　　「去八月十六日夜、爲停大風所祷也」『類聚國史』卷三「伊勢太神」弘仁十四年九月戊辰
『日本紀略』弘仁七年九月戊辰
弘仁九年（八一八）四月二十二日臨時　　祈雨『日本紀略』弘仁九年四月乙亥
弘仁九年（八一八）九月十一日例幣　　「祈除疾疫」『日本紀略』弘仁九年九月壬辰
『類聚國史』卷十一「祈祷 上」弘仁九年九月壬辰
弘仁十年（八一九）七月十七日臨時　　祈雨『日本紀略』弘仁十年七月癸巳
弘仁十四年（八二三）四月二十一日即位由奉幣　　淳和天皇即位由『日本紀略』弘仁十四年四月乙巳
弘仁十四年（八二三）五月一日即位大奉幣　　淳和天皇即位大奉幣
「差使奉幣諸道名神。以皇帝始即位也。」		『日本紀略』弘仁十四年五月甲寅朔
弘仁十四年（八二三）六月三日臨時　　「為停定齋内親王也」『類聚國史』卷四「伊勢齋宮」弘仁十四年六月丙戌
『日本紀略』弘仁十四年六月丙戌
弘仁十四年（八二三）七月七日臨時　　祈雨『日本紀略』弘仁十四年七月己未
弘仁十四年（八二三）八月八日臨時　　　『類聚類聚國史』卷三「伊勢太神」弘仁十四年八月己丑
『日本紀略』弘仁十四年八月己丑
弘仁十四年（八二三）九月十一日例幣　　　『類聚國史』卷三「伊勢太神」弘仁十四年九月壬戌
『日本紀略』弘仁十四年九月壬戌
弘仁十四年（八二三）十一月三日大嘗會由奉幣　　淳和天皇大嘗會『類聚國史』卷八「大嘗會」十一月癸丑
『日本紀略』弘仁十四年十一月癸丑


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更新日時 ：　2021.10.10.
公開日時 ：　1999.07.28.

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