石淵王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[石淵]

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石淵王
 
【出自】
 系譜未詳。
 光仁天皇の兄の孫である可能性もある。
 
【經歴】
四世王以下の王として、正六位上に敍される。
天應元年(七八一)正月九日、正六位上から從五位下に敍される。
『續日本紀』天應元年正月己巳
授正六位上石淵王従五位下。
光仁天皇の兄の孫として三世王となり、從五位下に敍された可能性がある。
天應元年(七八一)五月二十五日、正親正となる。
『續日本紀』天應元年五月癸未
[以]從五位下石淵王爲正親正。
延暦二年(七八三)十一月十二日、大監物となる。
『續日本紀』延暦二年十一月乙酉
以從五位下石淵王爲大監物。
延暦六年(七八七)二月五日、若狹守となる。
『續日本紀』延暦六年二月庚申
[以]從五位下石淵王爲若狹守。
延暦十年(七九一)七月四日、ふたたび大監物となる。
『續日本紀』延暦十年七月癸亥
[以]從五位下石淵王爲大監物。
延暦十三年(七九四)三月十八日、伊勢臨時奉幣使の使王を勤仕。時に大監物從五位上。
『類聚國史』卷第三「伊勢太~」延暦十三年三月辛卯
『日本紀略』延暦十三年三月辛卯
延暦十八年(七九九)正月二十九日、越中守となる。
『日本後紀』延暦十八年正月甲戌
從五位上石淵王爲越中守。


 
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公開日時:2022.02.28.

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