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貞享五年（一六八八）九月十一日、例幣の使王代。「兼字」こと中原朝臣賢充が勤仕。
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河越家記録『例幣使參向記』貞享五年九月十一日
使王 兼字
今年ゟ作名可作由傳奏奉行被
仰渡依之作名ヲ兼時トス
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元祿二年（一六八九）九月六日、臨時（太神宮正遷宮）伊勢一社奉幣の使王代。「兼躬」こと中原朝臣賢長が勤仕。
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『季連宿禰記』元禄二年四季日記 元祿二年九月六日（己亥）
天晴。
今日伊勢奉幣發遣之日也。･････
今日自神祇官代參向勢州人々。
祭主（中臣。景忠卿） 忌部代（御藏紀清房）
使王代（兵庫助中原賢長／作名正六位兼躬王）
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河越家記録『臨時奉幣使記』元祿二年九月六日
伊勢両 宮正遷宮一社奉幣使参向
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使王 賢長王【ﾏﾏ】（兼躬）
中臣 藤波三位景忠喬（給 宣命／在使王上）
忌部清房 卜部連直
･････
外宮 宣命
･････ 王従五位下兼時王、中臣正三位行神祇大副大中臣朝臣景忠等乎差使氐忌部従五位下齋部宿禰親業加弱肩尓 ･････
元禄二年九月六日
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河越家記録『例幣使參向日記』享保十一年八月十四日
貞享四年九月十一日之宣命ニハ兼躬被載候（予實名也）。又元禄二年九月六日一社奉幣ニハ兼時ト被載候。
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少外記平田家記録 I7『分配』
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『通誠公記』元祿二年九月六日
伊勢一社奉幣發遣也（來十日内宮、十三日外宮依遷宮也）。天皇【東山院】始出御也。上卿甘露寺大納言【方長】、弁韶光朝臣【勘解由小路】、大内記長量朝臣【高辻】。王使代源兼躬、中臣使祭主三位【藤波景忠】、齋部使代中原淸房【粟津】。奉行賴重朝臣【葉室】。予【久我通誠】申沙汰了。祝着々々。･････
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この奉幣の使王代は、『平田職央日記』元祿二年九月六日己亥條に「使王代 兼字」とあり、『神宮遷宮記』第五卷所收『元祿二年外宮遷宮記』一 元祿二年九月十四日條に「從五位下兼宇【字】王（代正六位下中原賢長）」とあり、
兼字王とされるが、檢討が必要である。
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元祿四年（一六九一）九月十一日、例幣の使王代。「兼躬」こと中原朝臣賢長が勤仕。
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『季連宿禰記』元禄四年四季日記 元祿四年九月十一日（壬戌）
朝方雨降。
･････ 使王御馬之事申之次、･････
幣使中臣（祭主三位／景忠卿） 忌部代（眞繼右衛門尉。御藏也。不知實名）
使王代（兵庫頭賢充所勞。仍／男某出云々。作名兼時王云々）
･････
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少外記平田家記録 I7『分配』
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河越家記録『例幣使參向記』元祿四年九月十一日
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『日野西國豐日記』元祿四年九月十一日
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『平田職央日記』元祿四年九月十一日壬戌條に「兼字」とあるが、誤りか。
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元祿五年（一六九二）九月十一日、例幣の使王代。「兼躬」こと中原朝臣賢長が勤仕。
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少外記平田家記録 I7『分配』
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河越家記録『例幣使參向記』元祿五年九月十一日
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『季連宿禰記』元禄五年四季日記 元祿五年九月十一日（丁巳）
今日伊勢例幣發遣之日也。･････ 一、外記申。使王(ツカイノヲホキミ)御馬事。･････
幣使中臣（祭主三位景忠卿／偏成公卿勅使之思歟）
忌部代（御藏真繼右衛門尉。不知名）
使王代（兵庫頭賢充男。不知名）
･････
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『通誠公記』元祿五年九月十一日
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元祿六年（一六九三）九月十一日、例幣の使王代。「兼躬」こと中原朝臣賢長が勤仕。
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少外記平田家記録 I7『分配』
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少外記平田家記録 D1-2「發遣例幣次第」元祿六年九月十一日
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河越家記録『例幣使參向記』元祿六年九月十一日
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『平田職央日記』元祿六年九月十一日壬午
卯剋伊勢例幣陣儀
上卿清水谷大納言實業卿
奉行甘露寺弁左大弁輔長朝臣
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使王、忌部下向。
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『兼輝公記』元祿六年九月十一日
陰。巳刻雨。午後滂陀。入夜猶不止冷氣。今日例幣也。上卿淸水谷大納言（實業）。奉行職事輔長朝臣。辨右少辨輝光云々。於陣奏聞宣命。於神祇官代御幣發遣等如例云々。中臣使（左京權大夫德忠朝臣。父祭主三位今度不參向）。其外四姓使等如例年。出御於南殿有御拜。關白被候御裾、作法如例。
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元祿七年（一六九四）九月十一日、例幣の使王代。「兼躬」こと中原朝臣賢長が勤仕。
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少外記平田家記録 I7『分配』
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河越家記録『例幣使參向記』元祿七年九月十一日
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元祿八年（一六九五）九月十一日、例幣の使王代。「兼躬」こと中原朝臣賢長が勤仕。
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少外記平田家記録 I7『分配』
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國學院大學所藏 河越家記録『諸願屆録』19「使王帶劔近例拔書」所引『兼躬私記』元祿八年例幣圖
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河越家記録『例幣使參向記』元祿八年九月十一日
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元祿九年（一六九六）九月十一日、例幣の使王代。
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『季連宿禰記』元祿九年九月十一日甲子
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『押小路文書』四十七（内閣文庫 古11-284）
元祿九年九月十一日
例幣也 ･････
･････
卜串 ･････
從四位上
中臣 神祇權大副德忠
從五位下
忌部 齋部宿禰親尚
從五位下
使王 兼時王
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河越家記録『例幣使參向日記』元祿九年九月十一日條に「使王 兼躬（如例給宣命 兼時之／作名改兼通）」とあり、作名を兼時から兼通に改めたとされるが、誤り。
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元祿十年（一六九七）九月十一日、例幣の使王代。中原朝臣賢長（源朝臣兼躬）が勤仕。
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『季連宿禰記』元祿十年九月十一日戊子
宣命密々披見之處、中臣正三位行神祇大副大中臣朝臣景忠、従五位下兼時王、従五位下齋部宿祢親尚等載之。使王・齋部【忌部】等者作名也。br>
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河越家記録『例幣使參向日記』元祿十年九月十一日
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