『親王・諸王略傳』兼［兼時①］

兼時王

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『親王・諸王略傳』
　　兼［兼時①］

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□ 兼時王

【出自】
　通季王［天暦御後］の五世孫。
　兼隆王の男子。

◎

脇坂本・前田家所藏一本・内閣文庫本『尊卑分脈』「長和三條」兼隆王の子

　從五上
─兼時王────

【經歴】

●

從五位下に敍される。

文治五年（一一八九）十二月四日、後鳥羽院御元服之由被告伊勢一社奉幣の使王を勤仕。

◎

『伯家五代記』所引『仲資王記』文治五年十二月四日

御元服由伊勢奉幣使也（王兼時）。

●

從五位上に敍される。

◎	『尊卑分脈』「長和三條」

延應二年（一二四〇）三月七日、祈年穀奉幣の使王を勤仕。時に散位。

◎	『太神宮司神事供奉記』延應二年三月十二日

【子女】
　□ 兼親王

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更新日時： 2020.03.19.
公開日時： 2006.05.30.

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