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『 日本の親王 ・ 諸王 』 より
 
伊 勢 使 王 表
自文安元年 至應仁三年
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奉幣日時 奉幣の種別 使 王 官 位 備考 典據
文安元年(一四四四)九月十一日例幣 兼夏王從五位下 『康富記』文安元年九月十一日丁亥
文安二年(一四四五)八月臨時  甲子御祈 
文安四年(一四四七)四月二十一日臨時 兼夏[王] 
祈年祭使に付行。
または祈年祭に參仕したのみか。
『康富記』文安四年四月廿一日壬午
文安四年(一四四七)九月十一日例幣臨時 兼夏[王] (被付行[臨時]一社奉幣)『康富記』文安四年九月十一日庚子
『氏經~事記』寛正七年十二月八日
文安四年(一四四七)十二月二十八日臨時 兼夏[王] 
月次祭使に付行。
または月次祭に參仕したのみか。
『康富記』文安四年十二月廿八日丙戌
文安五年(一四四八)六月十八日臨時 兼夏王從五位下一社奉幣

月次祭使に付行。
内閣文庫藏『押小路文書』第二册、文安五年六月十八日宣命草
『康富記』文安五年六月十八日壬申
『氏經~事記』文安五年六月廿・廿三日
文安五年(一四四八)九月十一日例幣[臨時?] □□王 
『氏經~事記』寛正二年十二月十六日條に「去文安五年九月例幣一社奉幣被付行時」云々と見えるが、「五年」とあるは「四年」とあるべきものか。
『康富記』文安五年九月十一日甲午
『氏經~事記』文安五年九月十七日
文安六年(一四四九)三月十四日祈年穀奉幣  
參宮の記事、『氏經~事記』に見えず。
『氏經~事記』文安六年三月十四日
文安六年(一四四九)四月二十七日臨時  一社奉幣『氏經~事記』文安六年四月廿六日・五月三日
文安六年(一四四九)六月十一日臨時 □□王 八社奉幣

月次祭使に付行。
『康富記』文安六年六月十一日庚申
『氏經~事記』文安六年六月十三・十七・十八日
寶コ元年(一四四九)八月二十三日祈年穀奉幣 □□王  『康富記』寶コ元年八月廿三日辛未
『氏經~事記』寶コ元年八月十九・廿□日
寶コ元年(一四四九)九月十一日例幣 □□王 
「上卿宣命被渡使王之時分地震云々」
『康富記』寶コ元年九月十一日戊子
『氏經~事記』寶コ元年九月十七日
寶コ二年(一四五〇)三月二十三日臨時 □□王 一社奉幣『氏經~事記』寶コ二年三月廿一・廿八日
寶コ二年(一四五〇祈年穀奉幣   外記平田家文書 D2-3「~祇官差進祈年穀奉幣使之交名事」
寶コ二年(一四五〇)九月十四日例幣   『氏經~事記』寶コ二年九月十六・十八日
寶コ三年(一四五一)八月二十三日祈年穀奉幣   少外記平田家記録 D2-3「寶コ元年八月廿三日祈年穀奉幣使々~祇官差文写」
寶コ三年(一四五一)九月十一日例幣 兼夏王 
河越家記録『諸願屆録』22 に「使王雖六位候勤仕例」として擧げられているが誤りならん。
河越家記録『諸願屆録』22「使王參向并語合之例書」
『氏經~事記』寶コ三年九月十七日
寶コ四年(一四五二)九月二十六日(例幣)(十月一日)「如告知者今日可爲祭禮之處、官幣使無下着」『氏經~事記』寶コ四年九月廿四日・十月一日
康正二年(一四五六)九月後崇光院崩御のため例幣延引。十二月月次祭使に例幣を付けようとしたが、忌部の訴訟により延引。『氏經~事記』康正二年九月十七日・十二月十七日
長祿三年(一四五九)九月三十日臨時 □□王 一社奉幣
十月五日參宮。
『氏經~事記』寛正二年十二月十七日
寛正二年(一四六一)十二月十一日臨時 □□王 一社奉幣
月次祭使に付行。
『氏經~事記』寛正二年十二月十六・十七日
寛正三年(一四六二)九月十四日例幣 □□王  『氏經~事記』寛正三年九月十六・十七日
寛正四年(一四六三)十一月十九日例幣 □□王  『氏經~事記』寛正四年十一月十四・廿四日
寛正五年(一四六四)九月例幣 □□王  『氏經~事記』寛正五年九月十六・十七・十八日
寛正六年(一四六五)九月例幣 □□王  『氏經~事記』寛正六年九月十六・十七日
寛正六年(一四六五)十二月十一日御即位由奉幣 □□王 後土御門院即位由

月次祭使に付行。
『氏經~事記』寛正六年十二月十六・廿一・廿四日
文正元年(一四六六)十一月二十一日例幣臨時 □□王 例幣延引
被付[臨時]一社奉幣(祈謝)
十二月八日、外宮~事。
『氏經~事記』寛正七年九月三・十七日
『氏經~事記』寛正七年十月十三・十八日
『氏經~事記』寛正七年十一月廿一・廿二日
『氏經~事記』寛正七年十二月四・八日
應仁元年(一四六七)三月十七日大嘗會大奉幣  (被付行月次祭使・祈年祭使)『氏經~事記』文正二年三月十七・廿二・廿三日
應仁元年(一四六七)九月例幣停止
「依京都合戰不及官幣御沙汰」
『氏經~事記』文正二年九月十七日
應仁二年(一四六八)九月例幣停止『氏經~事記』應仁二年九月十七日


  
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更新日時 : 2012.02.07.
公開日時 : 2000.05.03.


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