麿尊王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  麿
[麿尊]

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麿尊王
 
 『一代要記』に見える
國尊王、類從本・吹上本『本朝皇胤紹運録』等に見える「交野宮」、『明月記』寛喜元年九月廿四日戊子條に見える「片野宮」と同一人であろう。
 
【稱號】
 「雲林宮
 
【出自】
 惟明親王高倉院の三宮)の男子。
『本朝帝系抄』(東京大学史料編纂所所藏 S0075-2

│三品 出家性圓        雲林宮
├惟明親王──────────┬麿尊王─────┬國敦王────人衡王
│母少將典侍 平義範女     │        │
│              │山法印     │山 法眼
│第八十二 尊成       ├尊雲      ├日雲
├●後鳥羽院─────┐   │        │
│          │   │醍醐 法印大僧都 │ 大和宮
│斎院        │   └聖海      └天豊王───┬照王
├功子内親王     │     号高桑宮    母伊子女王 │母寳姫女王
│          │             懐任僧都女 │
│          │                   └玉姫
 
【配偶】
伊子女王
 懐任の女子。
 天豊王の母。
 
【子女】
國敦王
日雲
天豊王 [大和宮]
 
【文獻等】
赤坂恒明『「王」と呼ばれた皇族 古代・中世皇統の末流』 吉川弘文館、二〇二〇年一月


 
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公開日時: 2020.09.02.

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