国尊王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[國尊]

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國尊王
 
 三十一册本『一代要記』十六、『改定史籍集覽』所收『一代要記』己集に見える。
 『本朝帝系抄』に見える「
麿尊王」、類從本・吹上本『本朝皇胤紹運録』等に見える「交野宮」、『明月記』寛喜元年九月廿四日戊子條に見える「片野宮」と同一人であろう。
 
【稱號】
 「大智院
醍醐寺の院家、大智院と關係のある稱號であろう。出家して醍醐寺大智院に入ったためかと思われる。
 
【出自】
 惟明親王高倉院の三宮)の男子。
改定史籍集覽』所收『一代要記』「第八十高倉天皇」皇子
【惟明親王】






聖 海

法印大僧
都號高桑






尊 雲

大僧


└─


國尊王

大智


───

オヤトヨ
大豐王


──┐
  │
┌─────────────────
──┘

└──

ナアキラ 
字明王

實國尊
王子
 
【子女】
 □
大豐王
 □ 字明王 【大豐王の子となる】
 
【文獻等】
稿本高倉天皇實録』 一一五三〜一一五四頁 「皇孫國尊王」
赤坂恒明『「王」と呼ばれた皇族 古代・中世皇統の末流』 吉川弘文館、二〇二〇年一月
C水正健『皇族考證』第肆巻「高倉皇胤」には特に言及がない。


 
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更新日時: 2020.09.02.
公開日時: 2008.12.12.


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