源貞姫


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[貞姫]

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貞姫
 源朝臣貞姫
 
【出自】
 
嵯峨天皇の女子。
 左京人
 
【母】
 布勢氏
『一代要記』嵯峨天皇「皇女」
貞姫(正四下。母布勢氏)
『新撰姓氏録』左京皇別上「源朝臣」
 
【經歴】
八一〇年(大同五年/弘仁元年)誕生。
『新撰姓氏録』左京皇別上「源朝臣」および『日本後紀』弘仁六年六月戊午より逆算。
弘仁五年(八一四)五月八日、源朝臣を賜姓される。
『新撰姓氏録』左京皇別上「源朝臣」
弘仁六年(八一五)六月十九日、左京一條一坊に貫附される。時に六歳。
『日本後紀』弘仁六年六月戊午
皇子源朝臣信、弟弘、常、明、女貞姫、潔姫、全姫、善姫等八人、右京人從四位下良岑朝臣安世、從五位下長岡朝臣岡成等、貫附左京。
『新撰姓氏録』左京皇別上「源朝臣」
源朝臣信、年六(腹廣井氏)。弟源朝臣弘、年四(腹上毛野氏)。弟源朝臣常、年四。弟源朝臣明、年二(已上二人、腹飯高氏)。妹源朝臣貞姫、年六(腹布勢氏)。妹源朝臣潔姫、年六。妹源朝臣全姫、年四(已上二人、腹當麻氏)。妹源朝臣善姫、年二(腹百濟氏)。信等八人、是今上親王也。而依弘仁五年五月八日勅、賜姓、貫於左京一條一坊。即以信爲戸主。
承和八年(八四一)正月十一日、無位より從四位上に敍される。
『續日本後紀』承和八年正月壬午
授无位源朝臣貞姫、源朝臣更姫、並從四位上。
元慶四年(八八〇)七月十七日、卒去。
『日本三代實録』元慶四年七月十七日己巳
散事正四位下源朝臣貞姫卒。嵯峨太上天皇之女也。
 
【文獻等】
稿本嵯峨天皇實録』二九五頁「皇女貞姫」



 
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公開日時: 2012.09.11.

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