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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』 　　成 ［成�C］

フレームなし

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□ 成�C王

【官位】
　正親正

【出自】
　未詳。

【經歴】

●	從五位下に敍されたと考えられる。
●	永承五年（一〇五〇）八月十七日までに正親正に任じられる。
●	永承五年（一〇五〇）八月十七日、伊勢臨時奉幣使の使王を勤仕して參宮。時に正親正。 ◎ 『太�~宮諸雜事記』永承五年八月十七日
●	永承五年（一〇五〇）九月二十六日、平野行幸御祈伊勢使の使王を勤仕して參宮。時に正親正。 ◎ 『太�~宮諸雜事記』永承五年九月廿五日 ◎ 『伊勢勅使部類記』「伊勢勅使雜例」依洪水十五日不着離宮例
●	永承七年（一〇五二）九月、伊勢例幣使の使王を勤仕。 ◎ 『太�~宮諸雜事記』永承七年九月
●	康平元年（一〇五八）九月、伊勢例幣使の使王を勤仕。 ◎ 『太�~宮諸雜事記』天喜六年【康平元年】九月 ◎ 『伊勢勅使部類記』「伊勢勅使雜例」幣馬斃例
●	治暦四年（一〇六八）六月二十一日歟、伊勢臨時奉幣使の使王を勤仕。時に正親正。 ◎ 『太�~宮諸雜事記』治暦四年六月廿一日
●	治暦四年（一〇六八）九月二十九日、奉迎前齋宮使を勤仕。 ◎ 『本朝世紀』治暦四年九月廿九日戊戌 伊勢齋王歸京奉[迎]使左少弁正家、成清王以下進發。
●	承暦元年（一〇七七）十一月九日、子の良�Cが敍爵、臨時奉幣使を勤仕。時に成�C王は正親正。 ◎ 『水左記』承暦元年【承保四年】十一月九日丙辰 此日、可有行幸稻荷祇園之由被奉幣十社云々（伊勢・石�C水・賀茂・松尾・平野・稻荷・春日・大原野・貴布禰・北野）。伊勢使王、皆有故障不參之間、正親正成�C王男無位良�C敍爵給、勤仕件使云々。
●	寛治八年（一〇九四）十一月二十日、伊勢例幣使の使王を勤仕。時に正親正。 ◎ 『中右記』嘉保元年【寛治八年】十一月廿日戊午「例幣并臨時奉幣」 例幣并臨時廿二社奉幣也。･････ 祭主親定【大中臣】申云。兩度幣一度可給歟如何。上卿命云。宣命一紙同使也。然者一度可給也。仍祭主等引使々賜幣物了。次召使王【成�C王】賜宣命。･････ 　今日奉幣之間、玉躰不豫、依無御浴殿無御拜。又伊勢宣命一紙之中有辞別。先例幣有故延引之由、皇居燒亡之由、玉躰不豫之由者。･････ ◎ 『伊勢勅使部類記』「伊勢勅使雜例」九月例幣延引例
●	永長二年（一〇九七）十月二十三日、伊勢祈謝使の使王を勤仕。時に正親正。 ◎ 『伊勢勅使部類記』「伊勢勅使雜例」依甚雨停行幸例
●	承�ｺ三年（一〇九九）正月十四日、伊勢臨時奉幣の使王を勤仕。 ◎ 『時範記』承�ｺ三年正月十四日丁巳 ･････ 次王大夫着座。一獻。･････ 次召王大夫（成�C）賜宣命。･････ 次王大夫着座讀宣命。･････ ※ 早川庄八『日本古代の文書と典籍』（東京、吉川弘文館、一九九七年五月）六二五頁
●	元永二年（一一一九）八月七日において存命。 ◎ 『長秋記』元永二年八月七日 成�C・資�C・宗�C・宗房、王孫也。正親正爲極官、以奉幣使□大皇【ﾏﾏ】。今人不進之。


【子女】
　□ 良�C[王]

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公開日時： 2011.12.11.

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