親能王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[親能]

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親能王
 
【出自】
 
通季王[天暦御後]の孫。
 定資王の男子。
『尊卑分脈』「長和 三條」 定資王の子
│ 内膳正 從五上【脇坂本・前田本・内閣文庫本ナシ】
親能[【脇坂本・前田本・内閣文庫本】]
 母【脇坂本・前田本・内閣文庫本ナシ】
 
【經歴】
應保二年(一一六二)正月五日、從五位下に敍される(王氏爵)。
『山槐記』應保二年正月五日壬申(東京大學史料編纂所所藏『柳原家記録』第四十三巻『私要抄』所收
承安元年(一一七一)八月十一日までに内膳正に任じられる。
承安元年(一一七一)八月十一日、崇コ院の中宮、皇嘉門院(藤原朝臣聖子。藤原朝臣忠通の女子)のもとに初めて参上。
『玉葉』承安元年八月十一日癸丑「内膳正親能王初參事」
參女院御方。内膳正親能王初參。何心哉。可嘲々々。
從五位上に敍される。
『尊卑分脈』「長和 三條
 
【文獻等】
日本史史料研究会 監修、赤坂恒明『「王」と呼ばれた皇族 古代・中世皇統の末流』(日本史史料研究会 監修。東京、吉川弘文館、二〇二〇年一月)


 
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更新日時: 2021.10.16.
公開日時: 2010.11.24.

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