『親王・諸王略傳』資［資基］

四月八日叙（去年大嘗會）。神祇伯。因幡權守。
入道從二位資宗卿男。母入道前丹波守盛實朝臣女。
年月日叙爵。貞永二正廿八任侍從（八才）。此日改王氏賜源姓。嘉禎元十一十九叙從五上（九【ﾏﾏ】才）。同三正五正五下（十二才。鷹司院當年御給）。同廿四日兼安藝權介。延應二四五任左少將。仁治元後十廿八叙從四下（十五才）。同十二月十八日更任左少將。同二二一兼駿河權介。同十月十三遷神祇伯。同三三十五叙從四上（臨時）。同四二二叙正四下。寛元二正廿三兼因幡權守。

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父の喪に服した後、寶治三年（一二四九）十二月二十四日、復任。

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『公卿補任』寶治三年（己酉）（三月十八日改元爲建長）非參議從三位「資基王（二十四）」尻付

神祇伯。十二月廿四日復任（父）

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康元元年（一二五六）十二月十三日、神祇伯職を子の資緒に讓る。

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『公卿補任』建長八年（丙辰）（十月五日改元爲康元）非參議從三位「資基王（三十一）」尻付

十二月十三日讓伯於男資緒。

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正嘉二年（一二五八）正月十三日、正三位に敍される。

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『公卿補任』正嘉二年（戊午）非參議從三位「資基王（三十三）」尻付

正月十三日叙正三位。同日賜源姓【ﾏﾏ】。

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『公卿補任』正嘉三年（己未）（三月廿六日改元正元）非參議正三位「資基王（三十四）」

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正嘉三年／正元元年（一二五九）、侍從に任じられる。

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『公卿補任』正元二年（庚申）（四月十三日改元爲文應）非參議正三位「資基王（三十五）」尻付

侍從。

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弘長二年（一二六二）正月十九日、安藝權守を兼任。

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弘長二年（一二六二）十二月二日、從二位に敍される。侍從・安藝權守はもとの如し。

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『公卿補任』弘長二年（壬戌）非參議正三位「資基王（三十七）」尻付

侍從。正月十九日兼安藝權守。十二月二日從二位。同日侍從如元。

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『公卿補任』弘長三年（癸亥）非參議從二位「資基王（三十八）」尻付

侍從。安藝權守。

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文永元年（一二六四）十二月六日、出家。

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文永元年（一二六四）十二月七日、薨逝。三十九歳。

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『公卿補任』弘長四年（甲子）（二月廿八日改元爲文永）非參議從二位「×資基王（三十九）」尻付

侍從。安藝權守。十二月六日出家。同七日薨。

○	【猶子】經子女王［後嵯峨院の即位式の褰帳女王］【顯經王の女子】
○	【猶子】吉子女王［後深草院の即位式の褰帳女王］【資基王の妹】
○	登子女王［龜山院・伏見院の即位式の褰帳女王］
○	幸子女王［後宇多院の即位式の褰帳女王］【資緒王の猶子】
□	資緒王
□	源朝臣資顯（もと博仲王）
□	源朝臣康仲
□	信顯［園城寺本覺院（九）］
□	顯覺