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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[兼用]
 
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□ 兼用王
 
 使王代
 
【經歴】
慶安二年(一六四九)九月八日、伊勢臨時例幣の使王代
『忠利宿禰記』慶安二年九月八日
  伊勢一社奉幣并例幣日時定(巳刻陣儀也)
・・・・・ 次上卿以官人召外記(職俊)仰可進卜串之由。外記持參作法如例(此度兼用王被用)。・・・・・
 
【考察】
國學院大學所藏 河越家記録『諸願屆録』22「使王參向并語合之例書」によると、當該の伊勢奉幣の使王代は兼字であるとされる。しかし、『忠利宿禰記』慶安二年九月八日條によると、使王は「兼用王」であり「兼字王」ではなかった。これについては、「源兼字」こと中原賢充が使王代を勤仕したが、當該の奉幣においては、宣命に「兼字王」ではなく「兼用王」と使王の名が記署された、と考えることが可能であるが、疑問を殘す。後考を俟ちたい。


 
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公開日時: 2006.05.21.

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