宜子女王, 源宜子


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[宜子A]

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宜子女王
 
 のち源朝臣宜子
 
【出自】
 
興基王のち源朝臣興基)の女子。
 人康親王の孫。
 仁明天皇三世
 
【經歴】
宜子女王
元慶四年(八八〇)二月八日に父 興基王が源朝臣を賜姓された際に、賜姓から漏れる。
源朝臣宜子
元慶四年(八八〇)六月二十一日、源朝臣を賜姓される。
『日本三代實録』元慶四年六月廿一日癸卯
左京人忠相王、敏相王、宜子女王、賜姓源朝臣。即是從四位上行左馬頭源朝臣興基之男女也。興基賜姓之日、脱落不載。故今追賜焉。
 
【備考】
貞觀十八年(八七六)八月二十一日にC和天皇の女御となった源朝臣宜子とは別人。
『日本三代實録』貞觀十八年八月廿一日乙丑
以无位源朝臣宜子爲女御。
 
【文獻等】
稿本仁明天皇實録』三九六頁「皇曾孫女宜子女王」


 
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公開日時:2022.05.07.

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