猷尊


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[猷尊]

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【僧】猷尊
 
 園城寺 摩訶智房(理觀院)
 權僧正
 もと
尊胤か。
 ※『寺門傳法灌頂血脈』に「本名尊胤」とある。
 
【出自】
 顯綱王の子。
『尊卑分脈』「寛和 華山」顯綱王の子
 
──

權僧正
┼猷 尊 或仲資〔王【脇坂本】〕子或以下、前田一本・内閣文庫本無
母【脇坂本・前田一本・内閣文庫本無
 仲資王の子となる。
『尊卑分脈』「寛和 華山」仲資王の子
  又摩訶智房
 權僧正 理觀院
├猷 尊
 母【脇坂本・前田一本・内閣文庫本無
 
【經歴】
一一七八年(治承二年)生。
『寺門傳記補録』第十六「非職高僧略傳」卷下「前權僧正猷尊(摩訶智房)」より逆算。
出家して、公胤僧正の弟子となり、明王院に入室。
『寺門傳記補録』第十六「非職高僧略傳」卷下「前權僧正猷尊(摩訶智房)」
僧正公胤入室弟子也。
園城寺 摩訶智房を繼承。
建保三年(一二一五)九月十一日、三部職位を慶範法印に受ける。
『寺門傳記補録』第十六「非職高僧略傳」卷下「前權僧正猷尊(摩訶智房)」
建保三年九月十一日受三部職位於慶範法印。
建保七年/承久元年(一二一九)、蓮臺院阿闍梨に補され、兩寺灌頂大阿闍梨に充てられる。
『寺門傳記補録』第十六「非職高僧略傳」卷下「前權僧正猷尊(摩訶智房)」
承久元年補蓮臺院阿闍梨。又充兩寺灌頂大阿闍梨。
仁治二年(一二四一)十一月十九日、尊家資家王の男子。仲資王の孫)に傳法灌頂を授ける。
内閣文庫所蔵『三井寺灌頂脉譜』
建長四年(一二五二)七月十八日死去。七十五歳。時に權僧正。
『寺門傳記補録』第十六「非職高僧略傳」卷下「前權僧正猷尊(摩訶智房)」
猷尊 兵部卿資仲王【仲資王】子。僧正公胤入室弟子也。建保三年九月十一日受三部職位於慶範法印。承久元年補蓮臺院阿闍梨。又充兩寺灌頂大阿闍梨。延長【建長】四年七月十八日逝。年七十有五。終權僧正。


 
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更新日時: 2020.11.21.
公開日時: 2020.11.13.


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