『親王・諸王略傳』尊［尊家］

尊家

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『尊卑分脈』花山源氏「資家王」の子

─ 寺	┬景家 │母〔脇坂本・前田本・内閣文庫本無〕 │ │權律師 └尊家　母〔脇坂本・前田本・内閣文庫本無〕

【經歴】

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出家して、園城寺の僧となる。

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權律師となる。

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仁治二年（一二四一）十一月十九日、猷尊（仲資王の子。實は顯綱王の子）より傳法灌頂を授けられる。

◎	内閣文庫所蔵『三井寺灌頂脉譜』

【備考】

●	『葉黄記』寶治二年二月十日戊子條の「尊家大僧都」、『葉黄記』寶治二年五月二日己酉條の「尊家（山）」、『葉黄記』寶治二年十一月廿八日條の「尊家法印（座主【道覺親王】御使）」等、『葉黄記』に所見のある尊家は、この尊家とは別人。