三長葦田 / 葦田王


前頁 「 葦 [葦原]
『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[葦田]

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葦田王
 
 いちじ三長眞人[葦田]
 
【出自】
 
船王の男子。
 天武天皇三世。舍人親王の孫。
 もと崇道盡敬皇帝二世
 
【經歴】
天平寶字八年(七六四)、三長眞人を賜姓され、丹後國に配される。
『續日本紀』寶龜二年七月乙未
寶龜二年(七七一)七月十一日、皇籍を恢復する。
『續日本紀』寶龜二年七月乙未
故從四位上守部王之男笠王、何鹿【谷本朱振假名「イカルカ」】王、爲奈王、正三位三原王之男山口王、長津王、船王之男葦田王及孫他田王、津守王、豊浦王、宮子王、去天平寳字八年賜姓三長眞人、配丹後國。從四位下三嶋王之女河邊王、葛王配伊豆國。至是皆復屬籍。
 
【備考】
稿本天武天皇實録』および『日本古代人名辭典』は、船王の孫、他田王・津守王・豊浦王・宮子王を葦田王の男子とするが、その根拠はない。
 
【文獻等】
稿本天武天皇實録』四二九頁「皇曾孫葦田王」
竹内理三/山田英雄/平野邦雄 『日本古代人名辭典』第一卷、70頁上「葦原王」


 
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公開日時:2022.04.05.

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