葦原王 / 龍田葦原
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葦原王 | ||||||
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天性が凶惡であり、酒肆に遊ぶを喜び、罪を犯すことがあった。 | |||||
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ある時、御使連麻呂と博飲し、激昂して御使連麻呂を刺し殺し、その股宍を割いて切り取り、胸の上に置いて膾にした。 | |||||
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御使連麻呂を殺害した罪と、他の罪状が明白となり、有司がその罪を奏請したが、淳仁天皇は、王が宗室であるため法によって斷罪するに忍びず、王號を削り、配流することとした。 | |||||
*龍田眞人葦原 | ||||||
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天平寶字五年(七六一)三月二十四日、龍田眞人を賜姓され、多褹島(種子島)に配流される。
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父に從い龍田眞人を賜姓され、多褹島(種子島)に遷される。 |
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竹内理三/山田英雄/平野邦雄編 『日本古代人名辭典』第一卷、70頁上「葦原王」 |
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『稿本天武天皇實録』三八二頁「皇曾孫葦原王」 |
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