忠綱王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[忠綱]

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忠綱王
 
【官職】
 正親正
 
【出自】
 未詳。
 
【經歴】
正親正に任じられる。
天慶二年(九三九)六月十一日、月次使に付行する奉幣使の使王に卜定されていたが、發遣の儀に遲參。代わって忠望王が使王を參仕した。
『本朝世紀』天慶二年六月十一日辛巳
月次~今食也。天皇不御中院。今日、副月次例幣帛。仍上卿參大極殿、被立之。卜食忠綱王遲參。仍召~祇官伯忠望王爲使。雖不食卜、依先急事也。申剋雷鳴暴雨。可謂~靈之驗。祈雨之由有宣命。
『本朝世紀』天慶二年七月五日甲辰
是日、正親正忠総【井本閣本作綱】王進過状。依闕去六月十二日伊勢使也
忠總王」は忠綱王の誤り。


 
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公開日時: 2012.03.18.

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