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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[親兼]

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親兼王
 
【出自】
 系譜未詳。
 
【經歴】
伊勢權守に任じられる。
長保五年(一〇〇三)三月七日、伊勢臨時奉幣使の使王を勤仕。ときに伊勢權守。
『本朝世紀』長保五年三月七日丁酉
有被立伊勢臨時奉幣。・・・・・ ~祇官人并御幣使伊勢權守親兼王、大~宮并度會宮料~寶奉幣等、令受被立之。・・・・・
右京權大夫となる。
寛弘七年(一〇一〇)五月十一日、賊の爲に殺害される
『小記目録』第十七「臨時」七「捜盗事(付盗賊)」
同【寛弘】七年五月十一日、盗人殺害親兼王事。
『御堂關白記』寛弘七年五月十三日
右京權大夫親兼王、於法興院、爲賊被擒、相守間、被殺害。從院持出置大路由云々。遣随身、近邊寺令臥僧房。入夜率【卒】云々。


 
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更新日時: 2011.12.13.
公開日時: 2011.01.08.

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