『親王・諸王略傳』眞［眞雄］

眞雄王

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八二〇年（弘仁十一年）以降の誕生である可能性が高い。

※	『續日本後紀』承和八年七月己卯條には「右京人六世」とのみあり、有位者であるとは記されていない。延暦十五年（七九六）十二月九日より、滿二十一歳で自動的に嫡子の六世王は正六位上となり、庶子の六世王は正六位上となったので、承和八年（八四一）七月十一日に有位者でなかったとすれば、その時點において未だ滿二十一歳に達していなかったと考えられる。

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承和八年（八四一）七月十一日、有澤眞人を賜姓される。

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『續日本後紀』承和八年七月己卯

右京人六世御津井王・是雄王・眞雄王・國雄王・本吉王・淨道王・稻雄王・多積王・安冨王・伊賀雄王・三輪女王・坂子女王、七世新男王・春男王・三守王・並雄王等十六人、賜姓有澤眞人。一品長野【ﾏﾏ】親王五世孫正六位上乙雄王之男・孫也。

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『日本紀略』に、承和八年七月己卯條は無い。