乙雄王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[乙雄]

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乙雄王
 
【出自】
 天武天皇五世。
 
長親王の「五世孫」即ち玄孫。
 
【經歴】
五世王として、滿二十一歳で自動的に正六位上に敍されたと考えられる。
承和八年(八四一)七月十一日、子女と孫が有澤眞人を賜姓される。時に正六位上。
『續日本後紀』承和八年七月己卯
右京人六世御津井王・是雄王・眞雄王・國雄王・本吉王・淨道王・稻雄王・多積王・安冨王・伊賀雄王・三輪女王・坂子女王、七世新男王・春男王・三守王・並雄王等十六人、賜姓有澤眞人。一品長野【ママ】親王五世孫正六位上乙雄王之男・孫也。
 
【子女】
御津井王
是雄王
眞雄王
國雄王
本吉王
淨道王
稻雄王
多積王
安冨王
伊賀雄王
三輪女王
坂子女王
 
以上、承和八年(八四一)七月十一日、有澤眞人を賜姓される。
 
【孫】
新男王
春男王
三守王
並雄王
 
以上、承和八年(八四一)七月十一日、有澤眞人を賜姓される。
 
【後裔】
貞觀十四年(八七二)十二月十五日または八月十三日に文室眞人を賜姓された「右京人有澤眞人春則等男女九人」は、乙雄王の子孫であると推測される。
『日本紀略』貞觀十四年十二月十五日辛亥
右京人有澤眞人春則等男女九人、賜姓文室眞人。
『日本紀略』貞觀十四年八月十三日辛亥【ママ】
右京人有澤眞人春則等男女九人、賜姓文室眞人。
 
【文獻等】
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更新日時: 2012.07.16.
公開日時: 2004.02.11.


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