兼氏王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
　　兼 ［兼氏②］

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□ 兼氏王
　
【出自】
　系譜未詳。
　通季王［天暦御後］の後裔か。
　
【經歴】
● 應永五年（一三九八）八月十六日、臨時伊勢一社奉幣の使王を勤仕。
◎ 『兼敦朝臣記』應永五年八月十六日（『大日本史料』第七編之三 所引）
◎ 『迎陽記』應永五年八月十六日己未（『大日本史料』第七編之三 所引）
● 應永二十一年（一四一四）十二月十三日、稱光院御即位由奉幣の使王を勤仕。
◎ 『荒暦』應永二十一年十二月十三日壬午（『大日本史料』第七編之二十一 所引）
● 應永二十五年（一四一八）十月七日、主上御惱御祈祷の七社奉幣伊勢使の使王を勤仕。
◎ 『康富記』應永廿五年十月七日
今日卯剋、七社奉幣發遣（依主上【稱光院】御惱御祈祷也）。･････
･････ 伊勢使兼氏王也。･････
● 應永二十六年（一四一九）二月二十八日、臨時伊勢一社奉幣の使王を勤仕。
◎ 『康富記』應永廿六年二月廿八日癸卯
伊勢一社奉幣并廢朝宣下被行之。依去正月四日未剋月讀宮炎上、被謝申之也。･････ 使兼氏王、忌部親憲、官掌氏村、召使行秀、内侍（勾當）等。･････ 次上卿令召使行秀召使王。兼氏王就軾。･････

　
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更新日時： 2020.03.19.
公開日時： 2006.11.14.
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