「女一宮」
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慶安三年（一六五〇）十月十日（または十一日）、誕生。
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『續皇胤紹運録』「孝子内親王」
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『執次詰所御系譜』「孝子内親王」
母源大典侍局。後稱小一條。庭田中將重秀朝臣女。慶安三年十月十一（【傍注】五イ）日生。號女一宮。天和三年十二月三日、内親王宣下。･････ 享保十年六月廿六日、准后宣下。同日薨（七十六歳）。號禮成門院。
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『御ゆとのゝ上の日記』延寶四年十月十日
せんてい【後光明院】の女一の宮の御かたより、御たんしやう日にて御かちん一ふた御てうしひさげまいる。
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『宣順卿記』慶安四年四月十三日
去年十月十一日當今【後光明院】姫宮（今度始）降誕。御母源典侍（重秀朝臣女也）【『皇族考證』所引では「御母典侍局、重秀朝臣女也」】。
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刻本『皇胤紹運録』「孝子内親王」
皇女。母源大典侍。庭田重秀朝臣女。號小一條局。慶安三年十月十五日誕生。稱女一宮。天和三年十二月三日、爲内親王。三十四。･････ 享保十年六月廿六日、准三宮。號禮成門院。同日薨。七十六。･････
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『近代帝系』「孝子内親王」
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『稿本後光明天皇實録』 四四八頁〔按〕に、「皇女孝子内親王ノ誕生日次ニ就キテ宣順卿記、執次詰所本御系譜等ニハ十一日、近代帝系等ニハ十五日ト爲セドモ、御ゆとのゝ上の日記延寶四、五、七、八年等ノ十月十日ニせんていの女一の宮の御かたより御たんじやう日云々トアレバ、今姑ク御ゆとのゝ上の日記ニ據リ掲記シ、按ヲ附シテ後考ニ備フ、」とある。
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孝子内親王
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天和三年（一六八三）十二月三日、内親王宣下。三十四歳。
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『兼輝公記』天和三年十二月三日
今日先帝【後光明院】女一宮【孝子】内親王宣下。上卿日野大納言【烏丸光雄】。辨俊方。奉行煕定朝臣。勅別當葉室大納言【賴孝】云々。
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『季連宿禰記』天和三年十二月三日庚子
晴。今日當今女一宮 ･････ 并後光明院女一宮（御母源大典侍局【『皇族考證』所引では「御母源大納言典侍局」】云々。彼局後號小一條歟。御名字孝子。卅四才云々）、兩一宮内親王宣下也。辰一點著束帶令參陣。諸司等相續參陣。御名字未知之處、奉行職事招閑所被示之。仍予早出令調宣旨之間、陣儀之次第不見之。
一、後光明院女一宮内親王宣下、上卿烏丸大納言（光雄卿）、奉行職事頭淸閑寺右大辨煕定朝臣、辨小川坊城左中辨俊方、勅別當葉室大納言賴孝卿。
宣旨案
孝子
左中辨兼中宮大進藤原朝臣俊方傳宣。權大納言藤原朝臣光雄宣。奉勅宜爲内親王者。
天和三年十二月三日 修理東大寺大佛長官主殿頭左大史〓【竹ヽ下】博士小槻宿禰季連（奉）
權大納言藤原朝臣賴孝
･････
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『禁中日次記』天和三年十二月三日
晴。辰刻、女一宮親王宣下。･････ 先是先帝【後西院】女一宮親王宣下。御名字孝子（前菅中納言撰進之）。上卿日野大納言【烏丸光雄】。辨俊方【坊城】。勅別當葉室大納言。奉行煕定朝臣【淸閑寺】。
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『百一録』天和三年十二月三日
先帝之女一宮爲親王宣下。陣儀辰刻。上卿烏丸大納言。孝子。勅別當葉室亞相。
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『官公事抄』天和三年十二月三日
内親王（先帝【後光明院】女一宮。孝子） 宣下。
上卿烏丸大納言（光雄卿。先被遂着陣）
奉行職事頭右大辨煕定朝臣
辨藏人左中辨俊方
勅別當葉室大納言（賴孝卿）
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『親王宣下記』天和三年十二月三日
先帝女一宮（後光明院皇女。御名字孝子。御母小一條殿。卅四才）内親王宣下。･････
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少外記平田家記録 I6『臨時・恒例之公事』天和三年十二月四【ﾏﾏ】日
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『稿本後光明天皇實録』 四四九～四五一頁
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『皇室制度史料 皇族三』 三〇頁
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寶永五年（一七〇八）正月二十三日、一品に敍される。五十九歳。
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『基長卿記』寶永五年正月廿三日
晴、夜入雪散。･････ 今日孝子内親王（號女一宮。後光明院皇女。御母小一條局）令敍一品給。消息宣下。･････
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『章弘宿禰記』寶永五年正月廿三日
今日女一宮孝子内親王一品宣下（消息宣下云々）由伊與局より傳聞。内親王一品宣下之事、此度初例也。
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『基煕公記』寶永五年正月廿四日壬申
天晴。時々陰。晩景關白被來。･････ 此序被語云。先帝（【傍注】後光明院）女一宮一品之事、昨日被仰出。消息宣下旨也。
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『官公事抄』寶永五年正月廿三日
女一宮（孝子）令敍一品（消息宣下）。奉行頭辨尚房朝臣。上卿新源大納言。
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『桂宮日記』寶永五年正月廿三日辛未
晴。女一宮御方、當十八日一品勅許成之由。仍遣使於女一宮御方。爲御祝儀被進貝畫一折。
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『桂宮日記』寶永五年正月廿三日辛未
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『稿本後光明天皇實録』四五三頁〔按〕に、「本條ノ日、異載アレドモ今姑ク基煕公記等ノ記載ニ從フ、尚ホ桂宮日記ニ據レバ十八日勅許、二十三日公布アリシナルベシ、」とある。
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『稿本後光明天皇實録』 四五二～四五三頁
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享保十年（一七二五）六月十九日、發病。
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『基長卿記』享保十年六月廿三日己丑
晴。參于女一宮【孝子内親王】。此間御泄瀉御不食之由。爲窺御安否也。謁五辻（【傍注】廣仲）三位御容躰承了。御年老之上、御痢疾數度、御草臥多由。今日者御度數少獨參之功相見候由也。即刻歸宅。･････ 女一宮痢疾ニ付、從禁裏五辻（【傍注】廣仲）三位、岡崎中務大輔被附進候由。自此御所四條中將可被附進旨ニ而被召寄被申渡御請之由、獻方加勢者當番ニ而可被仰付候旨也。承候由答了。
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『基長卿記』享保十年六月廿四日庚寅
從中院・中山【兼親】、女一宮【孝子内親王】御容躰之書來。當十九日之夜、暑氣ノ御中、御泄瀉數行、御熱御往來、御不食被遊候。御高年之御事故、日々御草臥被爲見御脈虚弱、大暑之節御變症之義、難計相伺之由、法印了哲御意濟、法眼元桂等口上書也。･････
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『稿本後光明天皇實録』 四五四～四五五頁
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享保十年（一七二五）六月二十四日、死去。喪を伏せる。
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『盈春卿記』享保十年六月廿六日癸【壬】辰
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『基長卿記』享保十年六月廿五日辛卯
晴。炎暑甚。自兩傳奏御容躰書來。御 【ﾏﾏ】症御脉御同偏候内次第御草臥之御樣子候。元桂御藥御斷申上候故、浦野道英ニ被爲窺候處、曾而存寄無御座候由、申上候ニ付、昨夜中、了哲・元桂兩人相談ニ而御藥調進候。至于今朝御容躰御同前之由、三醫師口上書也。･････
一、依召參院。坊城兼而被參、於御前被仰云。女一宮御違例被及御大切候ニ付、准后宣下之事被有御沙汰度也。其上ニ而門號之事御現存之間可被遣也。此姫宮先帝（後光明院）御一人之宮。此御所先帝御養子、旁異于他御親候間、可被仰遣于禁中也。･････
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享保十年（一七二五）六月二十六日、准后宣下、ついで院號宣下。門院號を「禮成門院」と稱す。同日夜「薨去」（發喪）。七十六歳。
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『基長卿記』享保十年六月廿六日壬辰
晴。參院。及申斜迄、准后宣下之事御沙汰無之間、爲御尋於禁裏謁于兩傳奏處、大内記所勞ニ而勅書曾遲々、漸申刻過草奏達。則淸書被仰出之。定而追付淸書相調本所江可令持參之由也。則歸參院、其旨言上了。坊城評定衆各被參了。
一、入夜四條中將被參。從女一宮御方准后宣下相濟、被畏思召候由爲御禮也。其段兩人令言上之。羽林被退出。
一、准后宣下（消息）。上卿淸閑寺中納言（【傍注】治房）。辨宣誠【中御門】。大内記致長朝臣。奉行職事頭辨俊將朝臣云々。
一、兩傳奏（亥刻過）參入。兩人出逢。禮成門院薨去之由、被相屆候爲言上、且爲窺御機嫌也。門院御家來差出候屆書被相渡候。此門號今日從此御所被定進候由、兩卿被語了。御内儀江被仰進候由也。
一、禮成門院御療養不相叶、今戌半刻薨去之由、四條中將以書付被屆也（御年七十六才也）。
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『盈春卿記』享保十年六月廿六日癸【壬】辰
小川坊城頭【「頭」、『皇族考證』所引にナシ】辨殿より可參之旨申來。則參之。辨殿只今參内ニ付家來江被云置由ニ而、雜掌フコウ左近少曹被出之、示云。女一宮御不例御ヲモキニ付、ニハカニ准后宣下可有之【『皇族考證』所引に「候」アリ】。依火急、不及陣宣下、消息宣下云々。追付辨より可有傳宣候得共、火急ニ候間、從其前ニ宣旨相認、辨より下知次第早々女一宮江可持向之由也。尤上卿辨切紙ニ書付給。畏由申歸宅。
切紙之樣左ニ記。
一品孝子内親王
享保十年六月廿六日 宣
宜賜准三宮封戸千戸
上卿淸閑寺中納言
辨 右中辨 宣誠
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一、中御門右中辨殿【宣誠】より宣下到來。
宣旨（淸閑寺中納言）
一品孝子内親王
宜賜准三宮封戸千戸者
右 宣旨早可被下知之状如件
享保十年六月廿六日 右中辨判
左大史殿
右宣下ニ口宣不給。可給者哉。請文追可進之由返答申畢。則後廿九日請文認進。請文樣其所ニ記。則右之宣旨相認記左ニ。
右中辨藤原朝臣宣誠傳宣。權中納言藤原朝臣治房宣。奉勅一品孝子内親王封宜宛賜壹千戸者
享保十年六月廿六日 修理東大寺大佛長官主殿頭兼左大史小槻宿禰盈春（奉）
未剋許、着束帶女一宮御亭江令持向。副使相從。･････ 先中務輔、中務書輔職永勅書被渡。･････ 次外記年官年爵之宣旨渡。･････ 次予封戸之宣旨相渡。･････ 今度宣旨相渡之義、宮御不例之上、火急事故キツトシタル座セキノ御モヲケも無、萬事セイ略、コン亂之義也。元來宮者去廿四日ニコウ去云々。戌刻許萬事畢。
此所ニ今度之勅書之寫可借寫者也。
年官年爵之宣旨之樣左ニ記。
正三位行權中納言藤原朝臣治房宣。奉勅一品孝子内親王宜准三宮賜年官年爵者
享保十年六月廿六日 大外記兼掃部頭中原朝臣師守（奉）
一、今夜准后コウ去之御披露有之云々。ヲクリ名奉號禮成門院（門號）。宣下之義被セイ略歟。
一、從今夜來廿八日ハイ朝云々。今度傳奏よりハイ朝之由兩局江不被フレラレ【ﾏﾏ】、不審也。只イツも兩局江ハイ朝フレ無之歟。可有物也。尤町中江も今夜より來八日迄鳴物チヨジ【停止】之由被フレラルト云々。
一、洞中者、今日より七日之御物忌云々。
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『盈春卿記』享保十年六月廿九日丙未
晴。中御門辨殿【宣誠】去廿六日宣下之請文進畢。如左。
謹請
宣旨事
一品孝子内親王
宜賜准三宮封戸千戸者
右宣旨早可令下知之状。謹所請如件。
六月廿六日 左大史小槻盈春（請文）
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『院中番衆所日記』享保十年六月廿六日
晴。一品孝子内親王（女一宮）今日有准后宣下、號禮成門院。入夜薨去。因茲自今三ヶ日廢朝。洞中自今日五ヶ日物音停止。
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『禁裏番衆所日記』享保十年六月廿六日
一品孝子内親王（女一宮）今日有准后宣下（號禮成門院）。入夜薨去。因茲自今三ヶ日廢朝。洞中自今日五ヶ日物音停止。
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『御湯殿上日記』享保十年六月廿六日
はるゝ。女一宮ノ御かた、じゆごう【准后】しやうぞく【消息】せん下、門號さだめ有。御りやうじ【療治】かない申さず、こう【薨】ぜられ候よし申あげられ候。こよひより三日はいちやう【廢朝】也。
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『後中内記』享保十年六月廿六日壬辰
入夜四條中將被參。從女一宮御方准后宣下相濟被畏思召候由。爲御禮也。
一、准后宣下（消息）。上卿淸閑寺中納言。辨宣誠。大内記致長朝臣。奉行職事頭辨俊將朝臣云々。
女一宮今日准后宣下之旨觸來。同日被稱禮成門院。右禮成門院薨去ニ付、從今日至廿八日廢朝之由、法皇御所從昨夜至一日五ヶ日間物音御停止之由、両傳より觸來。
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『光榮公記』享保十年六月廿六日
女一宮（孝子。御年七十餘。後光明院皇女）近比御不豫處、彌令重給由、俄有准三宮宣下事。上卿淸閑寺中納言（治房）。辨宣城【中御門宣誠】。今日消息宣下。頭辨俊將朝臣申沙汰之云々。其後被定門號稱禮成（【振假名】レイセイ）門院由也。
入夜被觸依禮成門院薨去、自今日至廿八日三ヶ日廢朝由。
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『桂宮日記』享保十年六月廿六日壬辰
子刻從傳奏一通到來。
口上覺
女一宮御方今日准后宣下。同日被稱禮成門院候由御沙汰ニ候。右禮成門院樣薨去ニ付、從今日至廿八日迄三ヶ日之間廢朝候。爲御心得申入候。以上。
中山家
六月廿六日 雜掌
中院家
雜掌
京極宮樣
諸大夫御衆中
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『稿本後光明天皇實録』 四六一頁〔按〕に、「孝子内親王ノ薨去ノ日次、本條史料盈春卿記ノ記載ニ據レバ實ハ二十四日ノ如キモ、今姑ク二十六日ニ掲記シ、按ヲ附シテ後考ニ俟ツ、」とある。
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『稿本後光明天皇實録』 四五六～四六一頁
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享保十年（一七二五）七月七日、葬送。般舟院に葬られる。
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『基長卿記』享保十年七月七日壬寅
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『盈春卿記』享保十年七月七日壬寅
晴。今夜女一宮准后はんジユいん【般舟院】江御ソウ々々【葬送】云々。
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『桂宮日記』享保十年七月七日壬寅
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『稿本後光明天皇實録』 四六一～四六二頁
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安永三年（一七七四）六月二十六日、般舟三昧院において五十回忌の法事が行われる。
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『仙洞女房日記』安永三年六月廿一日
れいせい門院【禮成門院】御かた御五十年忌につき、ばんしゆ院【般舟院】にて廿六日御法事仰付られ候につき、今日そうしや所にて御法事りやう白かね十枚わたされ候。
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『仙洞女房日記』安永三年六月廿六日
れいせい門院【禮成門院】御かた御五十年忌にて、ばんしゆ院【般舟院】にて御法事有。たゆふまいられ候はづながら、かぜにてそこね候ゆへ斷にて、取次ばかりまいる。
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『稿本後櫻町天皇實録』八七八～八七九頁 安永三年六月二十六日、「禮成門院ノ五十回御忌ニ依リ、般舟三昧院ニ於テ御法事ヲ行ハル、」
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