源有男


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
　　有 [有男]

フレームなし

□〔有男〕
　
　源有男
　
【出自】
　花山院の子照登親王【昭登親王の誤り】の子として『本朝帝系抄』に見える。
◎ 『本朝帝系抄』（東京大学史料編纂所所藏。請求記号：S0075-2）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東寺長者
　第六十五　師貞　　昭イ四品 中務卿 　權大僧都
┬●花山院────┬照登親王────┬良深　　石山座主  
│母贈皇后懷子　　│　　　　　　　　│
│　　伊尹公女　　│　　　　　　　　└源有男
　
【經歴】
● 治安二年（一〇二三）三月一日、昭登親王の子と右兵衞督藤原経通（藤原実資の甥）の女子がさらい取られたが、この昭登親王の子とは、後の源有男であるか。未詳。
◎ 『小記目録』第十七「臨時 七」「濫行事（付強姧）」
同【治安】二年三月一日、昭登親王子与右兵衛督女子、拏攫事。
　
【文獻等】
● 赤坂恒明『前近代傍系皇族・皇胤研究』（市川、志学社、二〇二五年六月）第二章「冷泉源氏・花山王氏考 ── 伯家成立前史 ──」98頁 補注１

　
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公開日時：2025.12.17.
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