安典王 / 平安典


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
　　安 ［安典］

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□ 安典王
　
　のち平朝臣[安典]
※ 『稿本桓武天皇實録』四九三頁〔按〕に、
安典王、吹上本帝王系圖ニハ平安世ニ作リ、本朝皇胤紹運録同ジク安世ニ作リ傍ニ安典ト註記セル本多シ、又尊卑分脈ニ安興或ハ安與と爲スハ恐ラク誤冩ナルベシ、今三代實録ノ記載ニ從フ、
とある。
　
【出自】
　輔世王の男子。
　桓武天皇の三世王。
　仲野親王の孫。
　
【經歴】
安典王
*平朝臣安典
● 仁和元年（八八五）二月二十八日、平朝臣を賜姓される。
◎ 『日本三代實録』仁和元年二月廿八日甲寅
无位安典王賜姓平朝臣。故二品仲野親王後。從四位上輔世王之子也。
● 累進して從四位下に敍される。
相模守となる。
◎ 少外記平田家本『本朝皇胤紹運録』、輔世王の子
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　四位 相模守　ー典
　　　　　　　　　／
┬─平 安 世 典イ
│
　
【文獻等】
● 『稿本桓武天皇實録』四九三頁「皇曾孫安典王」

　
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更新日時： 2021.03.11.
公開日時： 2002.07.02.
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