『親王・諸王略傳』安［安宗②］

安宗王

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天長十年（八三三）以降の誕生である可能性がある。

※	天長十年（八三三）十二月七日に、兄弟と考えられる豐宗王・豐方王ら七人が淸原眞人を賜姓された際、その七人のうちには含まれていなかった可能性がある。その場合、この時點では、まだ誕生していなかったとも考えることができる。

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承和十三年（八四六）十二月二十日、淸原眞人を賜姓される。

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『續日本後紀』承和十三年十二月丁亥

左京人六世王豊繩、豊宗、豊方、豊道、潔河、淸雄、貞永、淸宗、氏吉、貞宗、吉宗、安宗等王十二人、賜姓淸原眞人。

●	『日本後紀・續日本後紀・日本文德天皇實録索引』には、承和十二年（八四五）正月七日に從五位下から從五位上に敍され、仁壽二年（八五二）七月二十七日に廣瀬・龍田兩社への奉幣使を勤仕した安宗王と同一人として扱われている。