『親王・諸王略傳』豐［豐浦］

豊浦王, 三長豊浦

□ 豐浦王

　いちじ三長眞人[豐浦]

【出自】
　船王の孫。
　舍人親王（崇道盡敬皇帝）の曾孫。
　天武天皇四世王
　もと崇道盡敬皇帝三世王

※	『稿本天武天皇實録』「皇玄孫豐浦王」、『日本古代人名辭典』「豐浦王」は、葦田王（船王の男子）の男子とするが、その根據はない。

【經歴】

^*豐浦王［崇道盡敬皇帝三世王］

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◎	『續日本紀』寶龜二年七月乙未

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寶龜二年（七七一）七月十一日、皇籍を恢復する。

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『續日本紀』寶龜二年七月乙未

故從四位上守部王之男笠王、何鹿【谷本朱振假名「イカルカ」】王、爲奈王、正三位三原王之男山口王、長津王、船王之男葦田王及孫他田王、津守王、豊浦王、宮子王、去天平寳字八年賜姓三長眞人、配丹後國。從四位下三嶋王之女河邊王、葛王配伊豆國。至是皆復屬籍。

【文獻等】

●	『稿本天武天皇實録』四八八頁「皇玄孫豐浦王」
●	竹内理三／山田英雄／平野邦雄編『日本古代人名辭典』第五卷 1208頁下「豐浦王」