『親王・諸王略傳』長［長谷③］

長谷王

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八二二年（弘仁十三年）以降の誕生である可能性が高い。

※	『續日本後紀』承和十年六月甲子には有位者とされていない。延暦十五年（七九六）十二月九日より、滿二十一歳で自動的に四世王、五世王、嫡子の六世王は正六位上となり、庶子の六世王は正六位下となったので、承和十年（八四三）六月七日に有位者でなかったとすれば、その時點において未だ滿二十一歳に達していなかったと考えられる。

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承和十年（八四三）六月七日、鳥嶋王、池子女王、小長谷王と共に眞春眞人を賜姓される。

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『續日本後紀』承和十年六月甲子

右京人六世長谷王、鳥嶋王、池子女王、七世小長谷王等四人、賜眞春眞人姓。