石浦王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
　　石 [石浦]

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□ 石浦王
　
※ 『本朝皇胤紹運録』、吹上本『帝王系圖』は「石淨王」と誤る。
　
　參議 淸原眞人長谷の父。
　
【出自】
　三原王の男子。
　舍人親王の孫。
　天武天皇三世王。
　
【經歴】
● 延暦三年（七八四）正月七日、從五位下に敍される。
◎ 『續日本紀』延暦三年正月己卯
授无位小倉王、石浦王並從五位下。
● 延暦四年（七八五）七月二十九日、主馬首となる。
◎ 『續日本紀』延暦四年七月壬戌
從五位下石浦王爲主馬頭【首】。
● 延暦六年（七八七）二月八日、少納言となる。
◎ 『續日本紀』延暦六年二月癸亥
以從五位下石浦王爲少納言。
● 延暦十年（七九一）六月五日、越中守となる。
◎ 『續日本紀』延暦十年六月甲午
從五位下石浦王爲越中守。
　
【子女】
□
□ 淸原眞人長谷
※ 石浦王の二男 淸原眞人長谷は延暦十七年（七九八）に淸原眞人の氏姓を賜わっており、これは、延暦十七年（七九八）十二月二十四日に友上王が淸原眞人の氏姓を賜わったのと同時である可能性が高い。その場合、友上王は、淸原眞人長谷の兄（即ち石浦王の長男）であるか、あるいは、淸原眞人長谷の前名と考えられる。
　
【文獻】
●
● 『稿本天武天皇實録』第四一九～四二〇頁「皇曾孫石浦王」

　
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公開日時：2022.02.22.
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