石上内親王
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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
石
[石上]
フレームなし
○
石上内親王
イソノカミ
【出自】
平城天皇
の女子。
【母】
伊勢朝臣繼子
正四位下勲四等
伊勢朝臣老人の女子。
贈從三位。
高丘親王
、
巨勢親王
、
上毛野内親王
、石上内親王
、
大原内親王
の母。
【經歴】
●
大同四年（
八〇九
）、勅により大和國平城京中の水田を賜わる。
◎
『日本三代實録』貞觀二年十月十五日辛卯
大和國平城京中水田五十五町四段二百八十八歩施捨不退・超昇兩寺。先是、傳燈修行賢大法師眞如上表曰。「件田、大同四年 勅賜上毛野・叡砮・石上内親王等。彼親王等偏謂、私地捨充功德。而歴代以降、盡被收公。聞諸俗務、理縱宜然。假之眞論義有未允慥。當今慈雲廣覆、慧日更明、凡縁佛事之莊嚴、必賜恩綸而印可。請特哀許、施入不退・超昇等寺。不破亡靈之宿心、將資聖朝之冥助」。 勅許之。眞如者平城太上天皇々子。弘仁之廢皇太子也。
●
大同五年（
八一〇
）四月十九日、近江國の穀三百斛、備前國の穀二百斛を賜わる。
◎
『類聚國史』卷第七十八「賞賜」大同五年四月戊子
近江國穀三百斛、播磨國三百斛、備前國二百斛、賜石上内親王。近江國穀三百斛、播磨國三百斛、備前國二百斛、賜大原内親王。備前國穀一百斛、賜叡努内親王。
●
承和十三年（
八四六
）九月二十六日、薨逝。
◎
『續日本後紀』承和十三年九月甲子
无品石上内親王薨。日本根子天推國高彦尊之皇女也。
【文獻等】
●
『
稿本
平城天皇實録』一〇三頁「皇子巨勢親王」
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公開日時：
2022.02.25.
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