平時身


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[時身]

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時身王
 のち平朝臣[時身]
 
【出自】
 左京人
 
賀陽親王桓武天皇の男子)の子孫(孫か)。
 幸身王の弟と考えられる。
 
【經歴】
時身王
八五二年(仁壽二年)以降の誕生である可能性が高い。
『日本三代實録』貞觀十五年九月廿七日己丑條には有位者とされていない。延暦十五年(七九六)十二月九日より、滿二十一歳で自動的に四世王、五世王、嫡子の六世王は正六位上となり、庶子の六世王は正六位下となったので、貞觀十五年(八七三)九月二十七日に有位者でなかったとすれば、その時點において未だ滿二十一歳に達していなかったと考えられる。
*平朝臣時身
貞觀十五年(八七三)九月二十七日、平朝臣を賜姓される。
『日本三代實録』貞觀十五年九月廿七日己丑
左京人幸身王・時身王、賜姓平朝臣。賀陽親王之後也。
『日本紀略』貞觀十五年九月十六日戊寅【廿七日己丑】
左京人幸身王・時身王、賜姓平朝臣。賀陽親王後也。
 
【文獻等】
稿本桓武天皇實録』五〇九頁「皇曾孫時身王」


 
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更新日時: 2012.06.01.
公開日時: 2008.07.04.

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