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延喜十七年（九一七）四月二十九日、元服。
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『日本紀略』延喜十七年四月廿九日丁未
陽成院第三無品元長、第四元利兩親王加元服。初參内裏。
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『親王御元服部類記』
元長親王
元利親王 延喜十七年四月二十九日
大内儀
御記【延喜御記】
延喜十七年四月二十九日丁未。申刻元長・元利兩親王以始加元服、候陣頭令申其状、左近權中將玄上朝臣奏之。即召親王。親王入自仙華門（自南殿階下進仙華門）、於庭中拜舞退出。令玄上朝臣喚之。兩親王參入侍殿上（親王座於東又庇第三間施菅圓座。吾座立椅子於東廂也）。暫召玄上朝臣、稱唯。邦基朝臣參入、到屛風頭、受祿物、白褂一襲□給親王。親王下殿、於庭中舞踏退出。
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『西宮記』「臨時」九「親王元服」
延喜十七年四月二十九日、元長・元利親王加元服。參入召御前。天皇御椅子。拜舞。更召給褂（白褂）。邦基給之。又拜舞。吏部記。
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『大日本史料』第一編之四、延喜十七年四月二十九日（丁未）「上皇ノ皇子元長、元利兩親王、御元服ノ儀ヲ行ハセラル、」九〇七～九〇八頁
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承平五年（九三五）正月二十二日、失火。
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天慶二年（九三九）八月十四日、章明親王の元服に參列。
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『西宮記』「臨時」九「親王元服」
天慶二年八月十四日吏部記云。章明親王加元服。仍詣彼家。元利・常明・長明等親王、民部卿伊望、右大將實賴、是茂、顯忠等同會。･････
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天慶七年（九四四）五月五日、競馬節會に於いて走馬を貢進する。時に三品。
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『九條殿記』五月節、天慶七年五月五日丙子
此日、馬番【競馬】惣六十五番。從一番至于四番、一品敦實親王与三品元平親王。從五番至于八番、同親王与三品元長親王。從九番至于十二番、元利親王与太政大臣家【忠平】。從十三番至于十六番、常明親王与又太政大臣家。十余番競走之間、黄景既傾、勝負不愜。仍有勅停止。親王以下參議以上皆下堂。中務卿重明親王宣久。「若可有拜歟」。･････
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天慶九年（九四六）十月二十八日の村上天皇の大嘗會には、多くの親王と共に不參。
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『大嘗會御禊部類記』所引『九條殿記』天慶九年十月廿八日乙酉
是日有大嘗會御禊。･････ 下官【師輔】著靴、經階下西度、立於南階西頭。左大將代中將源朝臣正明相對而立於東頭。行明・章明親王（先日所差定式部卿・彈正尹・兵部卿・中務卿・元利等親王也。而各申障由。爰或頻遣勅使、再三仰遣。而遂不可奉仕。仍又差仰大宰帥式明・常陸大守有明、幷件行明・章明親王。而式明・有明同之申障。仍只兩人奉仕之）・中納言源清蔭卿 ･････、及、左右近衛陣次第列立。
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彈正尹となる。
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應和四年（九六四）六月十七日、薨逝。
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『日本紀略』應和四年六月十七日辛酉
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『稿本陽成天皇實録』二六四頁〔按〕
親王三品ニ敍セラレ、式部卿ヲ經テ彈正尹タリシコト、日本紀略薨去ノ記事、及ビ尊卑分脈等ノ記載ニ據リ之ヲ察スベシ、尚ホ皇代記ニ兵部卿ト爲セルハ他書ニ所見ナク疑フベシ、
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應和四年（九六四）七月二十三日、薨奏。
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『日本紀略』應和四年七月廿三日丙申
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『西宮記』十二「薨奏」「臨時己 凶事」
薨人在御傍親列者、垂御簾（應和四七廿三元利親王薨奏。但不垂御簾。依非御傍親也）。
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