業良親王
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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
業
[業良]
フレームなし
□
業良親王
※
葉良親王は誤り。
【出自】
嵯峨天皇
の第二親王。
※
仁明天皇(正良)より年長であるが、二男の正良を第一親王に定めたと推定される。
【母】
高津内親王
桓武天皇の十二女。
◎
『日本三代實録』貞觀十年正月十一日丙午
【品階】
無品
【經歴】
●
弘仁六年(
八一五
)五月二十九日、備前國津高郡の荒廢田十九町を賜わる。
◎
『日本後紀』弘仁六年五月己亥
備前國津高郡荒廢田十九町賜業良親王。
●
貞觀十年(
八六八
)正月十一日、薨去。
◎
『日本三代實録』貞觀十年正月十一日丙午
無品業良親王薨。帝【清和天皇】不視事三日。親王者嵯峨太上天皇第二之子也。母三品高津内親王、桓武天皇納從三位坂上大宿禰苅田麻呂女從五位下全子、所誕育也。太上天皇納内親王爲妃、生親王。々々、精爽変易、C狂不慧、心不能審得失之地。飲食如常、無病而終焉。
【子女】
□
正内王
※
貞内王
と
寧内王
(
宣内王
) は、業良親王の子で、正内王の兄弟である可能性があるか。
【逸事等】
●
精神病を病んでいた。
◎
『日本三代實録』貞觀十年正月十一日丙午
【文獻】
●
『
稿本
嵯峨天皇實録』二七六頁「皇子業良親王」
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公開日時: 2021.01.27.
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