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弘安二年（一二七九）六月二十八日生。
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『歴代皇紀』弘安二年六月廿八日
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『御産御祈目録』
弘安二年六月同院【新陽明門院】御産（廿八日午剋皇子降誕。靡殿。奉行左少辨經賴）。
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弘安二年（一二七九）七月一日、三夜の儀。
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『勘仲記』弘安二年七月一日丙午
今夜御産三夜。御養産。經賴朝臣奉行。本所御沙汰云々。參仕人々可尋記。
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弘安二年（一二七九）七月三日、五夜の儀。
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『勘仲記』弘安二年七月三日戊申「新陽明門院【藤原位子】五夜御養産儀」
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弘安二年（一二七九）七月五日、七夜の儀。
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『勘仲記』弘安二年七月五日庚戌「御産七夜儀」
入夜參靡殿。七夜儀也。上皇【龜山院】御沙汰也。御同宿之間、不及勅使。先有浴殿儀。･････ 一獻（･････）・二獻（･････）・三獻（･････）。居大臣汁物。陪膳資邦朝臣。役送親基。殿下【兼平】無御着座。･････ 次供御膳。陪膳加賀宰相【藤原房名】（･････）。役送四位殿上人資邦朝臣・公敦朝臣・基光朝臣・範賢朝臣・兼行朝臣・經賴朝臣。･････
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弘安二年（一二七九）七月十日、御祈始。
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『勘仲記』弘安二年七月十日乙卯「皇子御祈始」
･････ 次參靡殿。皇子御祈始（七瀨御祓、仁王講）。左少弁經賴朝臣奉行。･････ 使七人參集之後、同時可有發遣云々。･････
河合 左少弁信輔
一条 藏人右衞門佐俊定（帶釼笏。召具靑侍）
土御門 予【廣橋兼仲】
近衞 石見前司仲親
中御門 宮内大輔親基
大炊御門 左少將業顯
二条 中務少輔範雄
同時被發遣了。･････
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『勘仲記』弘安二年七月十一日丙辰
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弘安二年（一二七九）八月十三日、行始。上皇（龜山院）・新陽明門院と共に萬里小路殿へ渡御。
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『勘仲記』弘安二年八月十三日戊子「今宮御行始、上皇・女院御幸」
晴。今日、今宮【繼仁】入御万里小路殿。上皇・女院【新陽明門院藤原位子】同御幸。御同乘。･････
路次行列。先院御方。
殿上人（爲先下臈）
･････
公卿（爲先下臈）
中御門大納言（經任） 權中納言（師親）
土御門中納言（通敎） 二条中納言（經良）
修理大夫（隆保） 三条宰相中將（公貫）
･････
宮御方。
先殿上人（爲先下臈）
･････
公卿（同【爲先下臈】）
内大臣殿 花山院大納言（長雅）
大炊御門大納言（信嗣） 左大將殿【藤原兼忠】（･････）
洞院中納言（公守） 花山院宰相中將（家敎）
室町三位中將（公重）
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弘安二年（一二七九）八月十八日、五十日の儀。同日、親王宣下。「繼仁」と命名。
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『勘仲記』弘安二年八月十八日癸巳
晴。今日御五十日儀、所被忩也。･････
今夕立親王儀也。･････ 職事宣下御名字（繼仁。文章博士在公朝臣撰申云々）。･････
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弘安二年（一二七九）八月二十二日、立親王以後御祈始。
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『勘仲記』弘安二年八月廿二日丁酉
晴。參院。今宮立親王以後御祈始、被行七瀨御祓。･････
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弘安三年（一二八〇）正月三日、御祈始。
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弘安三年（一二八〇）九月十二日、薨逝。二歳。
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