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文暦元年／天福二年（一二三四）生。
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『門院傳』
義子美イ
和德門院 九條廢帝御女。母順德院女房右京大夫。法印性慶女。
文暦元（天福二）年 月 日 誕生。
弘長元（文應二）年三月八日 内親王【ﾏﾏ】。
同日 准三宮、院号（廿八才）。
弘安十年十二月十日 出家（五十四才。法名眞如覺）。
正應二年十二月七日 崩（五十六才）。
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『稿本仲恭天皇實録』五九～六二頁〔按〕
義子内親王、誕生ノ年次、明カナラズ、今姑ク歴代皇紀已下ニ記載セル其薨去ノ年齒ニ據リ逆算ス、
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熙子内親王（後鳥羽院の女子）の子となる。
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『十六夜日記』
又くはとくもんゐむ【和德門院】の中納言ときこゆるは、京極中納言の御むすめ。ふか草のさきの齋宮【深草前齋宮熙子内親王】ときこえしに、ちちの中納言のまいらせをき給へるまゝにて年へ給にける。此女院は齋宮の御子にしたてまつり給へりしかば、つたはりてさぶらひ給なり。
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正嘉元年（一二五七）十月十九日、内親王となる。二十四歳。
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『一代要記』庚集「順德天皇」太子「廢帝」「義子内親王」
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『女院小傳』「和德門院（義子）」
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正元元年（一二五九）十二月二十二日、東一條院（藤原朝臣立子）の十三回忌を施主として執り行う。
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『民經記』正元元年十二月廿二日裏書「故東一條院十三年御忌日」
後聞。今日故東一條院十三年御忌日。九條姫宮【義子内親王】爲施主令行給。御佛兩界曼陀羅、（御經）法花九部、被略御願文。大阿闍梨上乘院前大僧正、讚衆六口。賴譽法印以下皆御門弟等云々。公卿民部卿（忠高）、九條三位（行家）。奉行人丹波守高朝。兼勤堂童子由、賴譽法印注送。
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弘長元年（一二六一）三月八日、准三宮。院號を「和德門院」と定められる。二十八齋。
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『一代要記』庚集「順德天皇」太子「廢帝」「義子内親王」
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『一代要記』前后「花德門院義子」
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『帝王編年記』前后「義子内親王」
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『歴代編年集成』「龜山天皇」前后「（義子内親王）和德門院」
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『歴代皇紀』「龜山天皇」院宮「和德門院」
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『女院記』「（義子）和德門院」
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『女院小傳』「和德門院（義子）」
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『女院名字抄』女院
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弘安十年（一二八七）十二月十日、落飾。法名「眞如覺」。五十四歳。
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『歴代皇紀』「伏見天皇」院宮「和德門院」
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『女院記』「（義子）和德門院」
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『女院小傳』「和德門院（義子）」
弘安十十二十日爲尼（五十四。眞如覺。建禮門院同名）。
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正應二年（一二八九）十二月七日、崩御。五十六歳。
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『歴代皇紀』「伏見天皇」院宮「和德門院」
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『女院記』「（義子）和德門院」
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『女院小傳』「和德門院（義子）」
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