葛王
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加豆良王
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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
葛
[葛]
フレームなし
○
葛王
カヅラ
加豆良王
に同じ。
※
『尊卑分脈』に藤原惠美朝臣久須麻呂(訓儒麻呂)の室として見える「
山縵女王
」は「
蘰女王
」の誤りで、この葛王に比定されるが、別人である可能性が高いか。
【出自】
三嶋王
の女子。
舎人親王の孫。
天武天皇三世女王
いちじ崇道盡敬皇帝(舎人親王)二世女王
【經歴】
●
天平寶字三年(
七五九
)六月十六日、崇道盡敬皇帝(舎人親王)二世女王として、無位から從四位下に敍される。
◎
『續日本紀』天平寶字三年六月庚戌
從四位下室王、飛鳥田王並[授]四品。從五位下弓削王、无位川邊王、加豆良王、從五位下藤原惠美朝臣兒從並[授]從四位下。
●
(おそらく天平寶字八年(
七六四
)に三長眞人の氏姓を賜わり)、皇籍を除かれて伊豆國に配される。
●
寶龜二年(
七七一
)七月十一日、皇籍を復す。
◎
『續日本紀』寶龜二年七月乙未
故從四位上守部王之男笠王、何鹿【
谷本朱書振假名
イカルカ】王、爲奈王、正三位三原王之男山口王、長津王、船王之男葦田王及孫他田王、津守王、豊浦王、宮子王去天平寳字八年賜姓三長眞人、配丹後國。從四位下三嶋王之女河邊王、葛王配伊豆國。至是皆復屬籍。
【文獻等】
●
『
稿本
天武天皇實録』四二八頁「皇曾孫女葛女王」
●
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更新日時:
2022.03.08.
公開日時:
2022.02.12.
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