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一二五九年（正嘉三年／正元元年）、誕生。
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『歴代皇紀』五「延政門院」、『女院小傳』「延政門院（悦子）」より逆算。
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准三后平朝臣棟子の冷泉京極殿に同宿。
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『勘仲記』弘安七年二月五日甲申
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川上貢『中世住宅の研究』（墨水書房、一九六七年）、一九頁
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弘安七年（一二八四）二月十六日、「悦子」と名字を定められる。
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弘安七年（一二八四）二月十九日、内親王となる。二十六歳。
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『勘仲記』弘安七年二月五日甲申
今日帥卿奉書到來。『姫宮可有院號事可申沙汰』之由被仰下。即申領状了。･････ 件姫宮、故院御娘、准后【平朝臣棟子】御同宿云々。明旦條々可奏聞者也。
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『勘仲記』弘安七年二月九日戊子
參院。承明門院准后宣下事、注先例所奏聞也。而大外記師顯送状云。『皇女無立親王儀以准三宮宣下許院號之例、先規不見及』之由申之。予【藤原兼仲［勘解由小路］】内々奏聞此趣之處、勅定云。『任代々例、可有立親王歟。將又以准據例、被宣下准三宮、可有院號歟。兩樣參執柄可申合』之由被仰下。即馳參殿下、不昇堂上、以顯相所申入也。仰云。『任代々例、被行立親王儀有院號之條、可宜』之由被申。歸參仙洞、以二條前黄門、奏殿御返事之趣。其後勅定云。『立親王十九日、院號定廿八日。此定可申沙汰』之由被仰下。御名字可撰申儒士事、可仰式部大輔（茂範）之由有勅定。上卿可仰大納言、公卿院號定御點輩可相催之由、同被仰下。
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『勘仲記』弘安七年二月十六日乙未
先之以二條前黄門奏聞條々事。立親王御名字所申定也。勅別當事、同所伺申也。御名字可爲『悦』字云々。勅別當可仰權大納言云々。親族拜、任近例悉可立之由、被仰下。･････ 御名字式部大輔茂範卿撰申之。勘文云（有裏懸紙。相副消息所送也。引懸紙、相加消息許也）。
勘申
御名字事
壽
東宮切韻曰。承秀切。
唐韻曰。壽考也、長年也。
尚書曰。五福、一曰壽、百二十年也。
悦（被用了）
陸法言曰。翼雪反、悦樂也、喜也。
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『勘仲記』弘安七年二月十九日戊戌
參殿下。内覽立親王并條々事。次參内。立親王宣下。予奉行也。
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弘安七年（一二八四）二月二十八日、准三后宣下。院號宣下。「延政門院」
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『勘仲記』弘安七年二月廿八日丁未
･････ 申斜參殿下。申院號定散状。次申云。『親王封戸本數不審候。本封之外、准后之時加千戸之由宣下之。今度如何樣可候哉』。且先度經奏聞之處、可依先例、且可申合執柄之由、被仰下之故也。『且自御文庫被取出令、即可引見』之由有御定。仍引見「祿令」之處、食封者一品八百戸、二品六百戸、三品四百戸、四品三百戸、内親王減半者、如此有所見。『准后宣下之後、可加千戸歟。院號之時、本封如元可仰』之由被仰下也。･････ 其後參内。･････ 於臺盤所有御對面。予申云。『上卿令參者。先准三宮事〓可宣下候』。仰云、尤可然之由有殿下仰。少時人々皆參之間、可宣下之由申。･････ 予仰曰。『悦子内親王准三宮之由、令作勅書ヨ』。次又仰云。『年官年爵封戸千戸令宛給ヨ』。上卿微唯。予退。･････ 仰上卿云。『悦子内親王可有院號。可奉號何院乎。宜令定申』。上卿微唯。予退。･････ 仰云。『大略一揆之上、可宣下延政門院』之由被仰下之間、予出陣仰云。『以悦子内親王可爲延政門院。年官年爵封戸如元』之仰之退。･････
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弘安八年（一二八五）八月二十四日、落飾。二十七歳。法諱「淸淨智」。法諱が宜秋門院と同じであったため、「遍照覺」と改める。
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『歴代皇紀』四「院宮」
延政門院（悦子内親王） 後嵯峨院皇女。母太政大臣公經女。弘安七二廿八院號。同日先准三宮。八年八廿四尼（廿八【ﾏﾏ】）。
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『女院記』「延政門院（悦子）」
後嵯峨院第二御女。母太政大臣公經女（從三位公子）。弘安七年二月十九日内親王。廿八日院號。此日准三宮。同年【ﾏﾏ】八月廿四日爲尼。法名遍照覺（廿七）。本名淸淨智。依宜秋門同名改也。
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元弘二年（一三三二）二月十日、崩御。七十四歳。
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『歴代皇紀』五「延政門院」
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『女院小傳』「延政門院（悦子）」
後嵯峨二女。母大相國公經女。從三位□子。弘安七二十九爲内親王（廿六）。廿八准三宮。同日院號。同八八廿四日爲尼（遍照覺。二十七。本淸淨智。依宜秋門院同名改之）。元弘二二十御事（七十四）。
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『續史愚抄』元弘二年（正慶元年）二月十日庚戊に、「延政門院（悦子。法諱昭覺【ﾏﾏ】。後嵯峨院第二皇女）崩（御年七十四、或作七十五）」とある。
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