『親王・諸王略傳』益［益世］

益世王 / 平益世

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□ 益世王

　のち平朝臣[益世]

【出自】
　正躬王の男子。
　桓武天皇の三世王（曾孫）。
　萬多親王の孫。

※

『尊卑分脈』「平氏」では、正躬王の弟と系線が誤って引かれている。

◎

『尊卑分脈』「平氏」萬多親王の子

│
├家世
│母
│
├益世
│母
│
├是世
│母
│

【經歴】

益世王

●

貞觀四年（八六二）四月二十日、平朝臣を賜姓される。

◎

『日本三代實録』貞觀四年四月廿日戊午

勅。參議正四位下行彈正大弼正躬王男散位從五位下住世王、无位繼世王、基世王、家世王、益世王、助世王、是世王、經世王、並世王、尚世王、行世王、保世王、故從四位上【ﾏﾏ】正行王男高蹈王、高居王、故從四位下雄風王男定相王等十五人、賜姓平朝臣。･････

【文獻等】

●	『稿本桓武天皇實録』四七六頁「皇曾孫益世王」