栄井王
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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
榮
[榮井]
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榮井王
※
『類聚國史』巻九十九「職官」四「叙位」四、弘仁五年正月乙卯條に、「正六位上
榮王
[授]從五位下」と見える。
【出自】
天武天皇四世。
舍人親王の曾孫。
【經歴】
●
正六位下に敍される。
●
弘仁五年(
八一四
)正月七日、正六位上から從五位下に敍される。
◎
『類聚國史』巻九十九「職官」四「叙位」四、弘仁五年正月乙卯
正六位上榮王【イ榮井王】[授]從五位下。
●
從五位上に昇敍。木工頭に任じられる。
◎
『日本三代實録』貞觀七年二月二日甲寅(豐前王卒傳)
豐前王者贈一品舍人親王後。四世王木工頭從五位上榮井王之子也。
●
天長五年(
八二八
)、卒去。
◎
『日本三代實録』貞觀七年二月二日甲寅(豐前王卒傳)
天長 ・・・・・ 五年、父憂去職。
【子女】
□
豐前王
【備考】
●
「近江國御家人井口中原系圖」によると、船親王の子にして葦田王の弟とされる。その場合、天武天皇三世となるので、當該系圖の榮井王の系譜は史實とは矛盾する。
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公開日時:
2024.09.06.
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