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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』 　　定 ［定通］

フレームなし

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□ 定通王

　使王代

【本名】
　藤原朝臣光枝［小佐知（小佐地）阿波守］
　小佐知光枝は、檢非違使・圖書寮の地下官人。

※	『地下家傳』九「檢非違使・圖書寮」四四二〜四四三頁「光枝 光氏男」
※	『廣橋兼胤公武御用日記』寶暦四年閏二月廿三日〜四月二日


【經歴】

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元文三年（一七三八）九月十一日の伊勢例幣の使王代。從五位上。 ◎ 少外記平田家記録 J10-3 『元文三戊午年 分配日記』 ◎ 『�ｮ言卿記』元文三年九月十一日庚申 例幣。･････ 上卿三條大納言。辨權右中辨�ｮ要。中臣使祭主三位（和【藤波和忠】）。使王代從五位上賀通王。齋部【忌部】代從五位下親興。奉行重煕朝臣。 ※ 『�ｮ言卿記』に「從五位上賀通王」とあるが、定通王とあるべきものか。 ◎ 『八槐記』元文三年九月十一日庚申 ◎ 『稙房卿記』元文三年九月十一日庚申

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元文三年（一七三八）十一月三日、櫻町院大嘗會由奉幣の使王代。從五位上。 ◎ 「鈴鹿家文書」元文三年十一月三日伊勢宣命案（『大嘗祭史料 鈴鹿家文書』一八四頁所收） ･････ 王從五位上定通王、中臣正五位下行�~祇少副大中臣朝臣長矩乎差使氐、忌部從五位下齋部宿禰親門加弱肩尓 ･････ ◎ �~宮文庫所藏 松木智彦稿『元文三年大嘗會伊勢記』所引 元文三年十一月三日伊勢宣命案（中西正幸「神宮の臨時奉幣」二八三頁所引） ･････ 王從五位上定通王、中臣正五位下行�~祇少副大中臣朝臣長矩等乎差使氐、忌部從五位下齋部宿禰親門加弱肩尓 ･････ ◎ 「鈴鹿家文書」『大嘗會國郡卜定參役交名／荒見川／御禊／由奉幣／忌火御飯／卯日大嘗會／辰巳日悠紀主基節會／解齋御粥／豐明節會／�C暑堂御�~樂』大嘗會由奉幣（『大嘗祭史料 鈴鹿家文書』八七〜八八頁） 　　　　上卿 　　右大將 　　　　參議 　　定俊朝臣 　　　　少納言 　　範昌朝臣 　　　　辨 　　顯道 　　　　中臣使 　　�~祇少副　長矩 　　　　使王代 　　定通王 　　　　忌部代 　　親門 　　　　･････ ◎ 『經豐長官日次記』（中西正幸「神宮の臨時奉幣」二七〇〜二七二頁） ◎ �~宮文庫所藏 松木智彦稿『元文三年大嘗會伊勢記』（中西正幸「神宮の臨時奉幣」二七〇〜二七二頁） ◎ 『�~宮編年記』元文三年十一月（佐古一冽「大嘗祭と神宮」二〇八頁） 王代（小佐治阿波守定通） ◎ 『稙房卿記』元文三年十一月三日辛亥 ◎ 『日次醜滿』元文三年十一月三日辛亥 參勤上卿九條大納言稙基卿、參議野宮宰相定俊朝臣、奉行庭田頭中將重�X朝臣、辨勸修寺右中辨顯道、大内記唐橋少納言、伊勢使大中臣大宮司長矩、王代ー、忌部代ー、卜部代ー、･････ ◎ 「鈴鹿家文書」『元文三年十一月三日 大嘗會由奉幣次第』（『大嘗祭史料 鈴鹿家文書』一八一頁所收） ◎ 「鈴鹿家文書」『大嘗會御下行帳』（元文三年度）（『大嘗祭史料 鈴鹿家文書』六六頁） ◎ 少外記平田家記録 B4 「大嘗會由奉幣次第」元文三年十一月三日 ◎ 少外記平田家記録 J10-3 『元文三戊午年分配日記 日次之記』 ◎ 『大嘗會次第 元文三戊午年』（『歴代殘闕日記』巻百二十四所收） ◎ 『八槐記』元文三年十一月三日辛亥 ◎ 東山御文庫所藏『元文大嘗會の心おぼへうつし』元文三年十一月三日


【文獻等】

●	中西正幸「神宮の臨時奉幣──近世の大嘗祭由奉幣について──」（皇學館大學神道研究所編『続大嘗祭の研究』（皇學館大學出版部、平成元年（一九八九）六月）所收、二六一〜二九二頁）
●	佐古一冽「大嘗祭と神宮 ──特に大嘗祭由奉幣について──」（皇學館大學神道研究所編『大嘗祭の研究』（皇學館大學出版部、昭和五十三年（一九七八）四月）所收、一九三〜二一四頁）

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公開日時： 2010.01.03.

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