佐山宮 尊聖


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
　　尊 ［尊聖］

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工事中
□【僧】尊聖
　
　勸修寺長吏（二四）
　
【稱號】
　「佐山宮」
　「勸修寺宮僧正」
　「宮大僧正」
　
【出自】
　長慶天皇の男子。
　「南方玉河宮」（長慶天皇の男子）の猶子。
◎ 『勸修寺長吏次第』廿二代、大僧正尊聖
南方玉河宮御猶子、安祥寺々務、譜未考。
　宮大僧正興胤の資。
　
【經歴】
● 一三七五年（文中四年／天授元年）生。
※ 『滿濟准后日記』正長二年二月廿五日條より逆算。
● 一三九一年（元中八年）出家。
※ 『滿濟准后日記』正長二年二月廿五日條より逆算。
● 安祥寺寺務となる。
◎ 『諸門跡譜』勸修寺「尊聖大僧正（安祥寺務兼帯）」
◎ 『諸門跡傳』勸修寺「聖尊（イ尊聖）大僧正」
◎ 『勸修寺長吏系傳略』「宮大僧正尊聖」
● 天平寺寺務となる。
◎ 『勸修寺長吏系傳略』「宮大僧正尊聖」
● 正長元年（一四二八）五月二十日、勸修寺長吏に補される（宮大僧正興胤の讓による）。
◎ 『勸修寺長吏系傳略』「宮大僧正尊聖」
● 正長元年（一四二八）七月二十八日、南都釜口山寺すなわち長岳寺より勸修寺に入寺。
◎ 『滿濟准后日記』正長元年七月廿八日
勸修寺新門主佐山宮（南方宮）、今日自南都釜口山寺入室也。輿（袖白）、力者（單直垂）十餘人、房官一人（直綴）、乘馬侍一人。乘馬自慈尊院僧正方沙汰之。爲迎自一昨日遣置云々。
● 正長二年（一四二九）二月二十五日、權僧正より大僧正に轉任。五十五歳。
◎ 『滿濟准后日記』正長二年二月廿五日
勸修寺僧正轉大事、今日勅許、宣下到來了。則遣之御執奏也。不經正直任大僧正也。當年五十五云々。臈年卅九也。
● 永享四年（一四三二）七月八日、入滅。五十八歳。
◎ 『東寺光明講過去帳』
勸修寺宮僧正尊聖（永享四年七月八日。南方宮）
◎ 『諸門跡譜』勸修寺「尊聖大僧正（安祥寺務兼帯）」
後村上天皇第一皇子（寛成親王、号長慶院）南方玉川宮男、後醍醐院御彦、永享四年七月八日入滅（出東寺過去帳）。
◎ 『勸修寺歴代』「勸修寺第二十、長吏宮、尊聖大僧正」
後醍醐天皇三世、南朝長慶院寛成帝皇子、号佐山宮、･････ 永享四年七月八日薨。
◎ 『勸修寺長吏系傳略』「宮大僧正尊聖」
永享四年七月八日薨（在任五箇年）。
● 勸修寺南山墓谷に葬られる。
◎ 『諸寺院上申』勸修寺御由緒調「第二十長吏宮大僧正尊聖」
永享四年七月八日薨（在任五箇年）。葬南山墓谷。
　
【資】
　敎尊
　「小倉宮」
　聖承［小倉宮］の男子。
　後龜山院の曾孫。
　
工事中 【文獻等】
● 『稿本長慶天皇實録』三六～三七頁「皇子尊聖」
●

　
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公開日時： 2017.06.30.
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