善永王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[善永]

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善永王
 
【出自】
 未詳。
 四世王以下。
 
【經歴】
正六位上に敍される。
承和八年(八四一)十一月二十日、朔旦冬至敍位で、正六位上から從五位下に敍される。
『續日本後紀』承和八年十一月丙辰
[授]從四位下高枝王從四位上。无位茂世王從四位下。從五位下近棟王、大川王並從五位上。正六位上善永王、葛城王並從五位下。
承和八年(八四一)十二月九日、豐後守となる。
『續日本後紀』承和八年十二月甲戌
從五位下善永王爲豊後守。
嘉祥三年(八五〇)三月二十七日、仁明天皇の初七日にて、時宗王らと共に拜志寺使を勤仕する。時に從五位下正親正。
『日本文コ天皇實録』嘉祥三年三月乙巳
 晏駕之後、初盈七日。仍遣使於近隣【陵】七ヶ寺、以修功コ。・・・・・ 從四位下[行]大學頭時宗王、從五位下正親正善永王、治【刑】部少輔藤原朝臣關雄、爲拜志寺使。・・・・・
嘉祥四年(八五一)二月八日、正親正となる。
『日本文徳天皇實録』仁壽元年二月辛亥
從五位下 ・・・・・ 善永王爲正親正。
仁壽三年(八五三)正月七日、從五位下から從五位上に昇敍。
『日本文コ天皇實録』仁壽三年正月戊戌
幸豊樂院、觀馬、賜宴群臣、亦如舊儀。授從四位上伴宿祢善男正四位下。從四位下道野王、藤原朝臣氏宗等並從四位上。无位當世王從四位下。從五位上豊前王正五位下。從五位下善永王、u善王等並從五位上。正六位上正岑王、仲井王、眞貞王等並從五位下。


 
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公開日時:2022.12.20.

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