小田王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
　　小 [小田]

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□ 小田王
　
【出自】
　三世王～五世王
　系譜未詳。
　
【經歴】
● 天平六年（七三四）正月十七日、無位より從五位下に敍される。
◎ 『續日本紀』天平六年正月己卯
[授]无位小田王、野中王並從五位下。
● 天平十年（七三八）閏七月七日、大藏大輔となる。
◎ 『續日本紀』天平十年閏七月癸卯
[以]從五位下小田王爲大藏大輔。
● 天平十六年（七四四）二月二日、恭仁宮留守となる。
◎ 『續日本紀』天平十六年二月丙申
以太政官事從二位鈴鹿王、木工頭從五位下小田王、兵部卿從四位上大伴宿禰牛養、大藏卿卿從四位下大原眞人櫻井、大輔正五位上穗積宿禰老五人、爲恭仁宮留守。
● 天平十八年（七四六）四月十九日、因幡守に任じられる。
◎ 『續日本紀』天平十八年四月庚子
以從五位下小田王爲因幡守。
● 天平十八年（七四六）四月二十二日、從五位下より從五位上に敍される。
◎ 『續日本紀』天平十八年四月癸卯
[授]正四位下智努王正四位上。從四位上三原王正四位下。從四位下諱【白壁王】從四位上。從五位下小田王從五位上。无位額田部王、伊香王、山村王並從五位下。
● 天平勝寶元年（七四九）十一月二十九日、從五位上より正五位下に敍される。
◎ 天平勝寶元年十一月己未
由機・須岐國司、從五位上小田王授正五位下。正四位下大伴宿祢兄麻呂正四位上。從四位下大伴宿祢古慈悲、背奈王福信並從四位上。正六位上津嶋朝臣雄子從五位下。軍毅已上敍位一級。又國司及軍毅百姓賜饗并祿。
● 天平勝寶元年（七四九）十一月三十日、正五位下から正五位上に敍される。
◎ 『續日本紀』天平勝寶元年十一月庚申
正五位下小田王授正五位上。是日、遷御大郡宮。
　
【文獻等】
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公開日時：2025.11.24.
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