正岑王
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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
正
［正岑］
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正岑王
【出自】
系譜未詳。
六世王
左京人
舍人親王（
天武天皇の男子
）の後裔か。
【經歴】
●
仁壽三年（
八五三
）正月七日、正六位上から從五位下に敍される。
◎
『日本文德天皇實録』仁壽三年正月戊戌
正六位上正岑王、仲井王、眞貞王等並從五位下。
●
天安二年（
八五八
）二月五日、少納言となる。
◎
『日本文德天皇實録』天安二年二月戊辰
從五位下正岑王爲少納言。
●
貞觀二年（
八六〇
）二月十四日、大監物となる。
◎
『日本三代實録』貞觀二年二月十四日乙未
散位從五位下正岑王爲大監物。
●
内膳正となる。
●
貞觀四年（
八六二
）正月七日、從五位上に敍される。時に從五位下行内膳正。
◎
『日本三代實録』貞觀四年正月七日丙子
從五位下行内膳正正岑王從五位上。
●
貞觀十四年（
八七二
）二月十五日、紫震殿における轉讀大般若經において少納言として廼者を勤仕すべきところを、病により參上せず。
◎
『日本紀略』貞觀十四年二月十四日甲寅
延六十僧於紫震殿、限以三日、轉讀大般若經。
◎
『日本三代實録』貞觀十四年二月十五日乙卯
廼者少納言正岑王依病不上、和氣朝臣彜範染穢請假、藤原朝臣高範止【丁】父憂去職。 勅以右中弁藤原朝臣良近、行少納言事、爲判少納言。
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公開日時： 2021.07.01.
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