次田王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
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次田王
 
 豐岑眞人の祖。
 承和十四年(八四七)閏三月十五日に文室朝臣を賜姓された
豐岑眞人廣龍の祖父。
 
【出自】
 岡屋王の男子。
 天武天皇四世王
 高市皇子の曾孫。
 
【母】
 文室眞人淨三の女子
 
【出自】
正六位上に敍される。
『續日本後紀』承和十四年閏三月庚辰
左京人正五位下豊峯眞人廣龍言。贈淨廣壹高市親王之孫岡屋王娶大納言從二位文室淨三眞人女、生正六位上次田王。男河上王娶從五位下文室眞人正嗣女、生廣龍。須尋因生之義同賜祖文室姓。而况【兄】廣永等不認祖宗、以去延暦廿四年賜豊峯眞人姓。今據彼世數、改賜姓文室朝臣。許之。
 
【子女】
 □
河上王
 
【備考】
『日本後紀・續日本後紀・日本文コ天皇實録索引』五六頁下では「すきた」と訓まれ、承和十三年(八四六)六月二十五日にC原眞人を賜姓された次田王と同一人とされる。


 
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公開日時:2022.06.16.

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